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宮崎の焼き肉「みょうが屋」が洋食主力の新店 人気裏メニューのビーフシチューなど

A5ランクの宮崎牛のホホ肉を赤ワインでじっくりと煮込み、5日かけて作るドミグラスソースと合わせたビーフシチュー(3,240円)

A5ランクの宮崎牛のホホ肉を赤ワインでじっくりと煮込み、5日かけて作るドミグラスソースと合わせたビーフシチュー(3,240円)

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 宮崎・四季通に洋食店「iwanaga食堂」(宮崎市橘通東3、TEL 080-2790-8679)がオープンして5カ月を迎える。

「上質の素材を使って、一切のごまかしなく料理を作っている。ぜひ味わってほしい」と話す大将の岩永光明さん

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 店主の岩永光明さんが妻の直子さんと2人で切り盛りする同店。岩永さんは宮崎の老舗焼き肉店「みょうが屋」の大将として30年以上にわたり店に立ち続けたが、後進に運営を任せ、新しく同店を開いた。

 コンセプトは「大人の洋食屋」。若手時代は東京の洋食屋で修業を積んだという岩永さん。「常連さんに焼き肉ばかり食べさせるのも申し訳ない気がして、裏メニューとして懐かしの王道洋食などを提供してきた。焼き肉の方は店の若手に安心して任せられるようになったので、これまで常連さん向けだった料理をメインに据えた新しい店をやろうと思った」と話す。

 メニューは「みょうが屋」で年に一度だけ提供し、毎年予約で完売していたほど好評を得ていた「ホホ肉のビーフシチュー」(3,240円)や、サーロインを180グラム使ったた「ビーフカツサンド」(6,480円)など。同店の牛肉は岩永さんの目利きで厳選したA5等級の宮崎牛のみを使い、仕入れ値によりメニューの金額が変わることもある。

 その他の食材も宮崎県産品を中心に仕入れており、その日の仕入れによって3分の1ほどのメニューが常に入れ替わるという。岩永さんは「店名の通り、当店は食堂。洋食だけでなく中華や、ときにはスパイスをふんだんに使ったエスニック料理など、さまざまなジャンルの料理を提供していきたい」と意気込む。「たとえばエビフライといったありふれたメニューでも、質の高い素材を使い、タルタルソースもマヨネーズから作るなど、一切のごまかしなく調理している。その違いをぜひ味わってみてほしい」とも。

 席数はカウンターのみ9席。営業時間は17時30分~23時。月曜定休。

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