津江書店(宮崎市中村東1、TEL 0985-51-1547)で開催している「哲学対話」が7月18日で1周年を迎える。
哲学対話でファシリテーターを務める八重樫徹准教授(画像提供=半田孝輔氏)
昨年の7月19日に第1回を開催し、7月で11回目を迎える同イベント。ファシリテーターは、宮崎公立大学准教授で哲学研究者の八重樫徹さんが務める。毎回2時間弱に及ぶイベントでは、約15人の参加者でテーマを出し合い、その中から2~3つに絞り対話する。参加者の年齢層は30~40代が中心。リピーターと初参加の比率はほぼ半々で、男性よりも女性の参加者が若干多いという。
同書店営業部で、同イベントの発案・企画・運営を手がける甲斐公大さんは「以前から子どもを対象とした読み聞かせの会を行っていた。しかし、子どもに限定せず、ありとあらゆる層が参加できるイベントを開催したいと考え『哲学対話』を始めた。普段本と縁がない人にこそ、本のある環境に触れてほしいという思いもあり、この企画を考えた」と話す。
「当時も今も、宮崎では『哲学対話』はあまり知られていない」と話すが、哲学対話についての書籍「水中の哲学者たち」を書いた永井玲衣さんが、県立図書館で哲学対話のワークショップを開催したこと、八重樫准教授がファシリテーションを引き受けてくれたことなど、さまざまな巡り合わせが続き、イベント開催に至ったという。
「実際に開催してみると、予想以上の数の人に参加してもらえて驚いた。『(イベントに参加して)久しぶりに本を買った』といううれしい声もある」と甲斐さん。
今後は、哲学対話を通じて関係が深まった参加者たちと自然の中で哲学対話を行う合宿など、さまざまなチャレンジを検討しているという。
開催時間は16時15分~18時。参加無料。予約は同店インスタグラムのフォームで受け付ける。
※7月18日の回は満席。次々回は8月8日を予定。