講座「なぜ、地域で生きる? 若者たちの選択外から来た私たちが、地域で見つけたもの」が5月23日、宮崎市民プラザ(宮崎市橘通西1)4階の中会議室で開催される。主催は宮崎市民活動センター。
宮崎市民活動センターでは年間13回にわたり、市民活動の啓発、活動に関する人材育成や継続的な活動を支援する講座を無料で開いている。今回の講座は、宮城県からの移住者である同センター職員の三井麻衣さんが企画。三井さんのこれまでの歩みや「地域で生きる」という選択についてまとめたことが、今回の企画につながったという。
三井さんは「外から来た若者との出会いや関わりを通して、新しい視点や価値観が交わり、これまで当たり前だと思っていたことを見つめ直す機会が増えた。同時に、それが地域の誇りであると実感する場面も増えてきた」と話す。「そうしたリアルな声を多くの人に届け、『地域で生きる』という選択を、特別なものではなく、一つの選択肢として捉えてもらえる機会をつくりたいと考えた」とも。
当日は移住をはじめ、関係人口としての関わり方や市民活動への参加など、地域との多様な関わり方について解説。講師として、いずれも出身地を離れ地方や島で暮らし活動している、御所浦地域おこし協力隊の鶴田桃子さん、That's Bock Ring Companyの工藤美優さんが登壇する。
鶴田さんは、大学在学中の産学連携プロジェクトで熊本県天草市に滞在した際、同市の離島である御所浦島での島民の付き合いや暮らしがきっかけで、卒業後に地域おこし協力隊に。現在は、地域の拠点づくりや島内イベントの運営に取り組んでいる。
工藤さんも鶴田さんと同様、産学連携プロジェクトをきっかけに綾町に移住。現在はデザイナーとして活動しながら、地域の情報発信やイベント運営にも関わる。
当日は、ファシリテーターも務める三井さん。「単なる成功事例ではなく、現場で感じている葛藤や悩み、そしてその中にある楽しさややりがいなどを話すことで、参加者自身が『自分ならどう関わるか』を考えるきっかけにしてほしい」と話す。「進学や就職といった従来の進路だけでなく、これからの生き方や働き方に少しでも迷いや違和感を持っている若い世代の人に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は14時~15時30分。参加無料。定員20人。要事前申し込み。