喫茶店「きなこ番長」(えびの市小田、TEL 0984-48-8261)がオープンして、4月25日で半年がたった。
店主の小田忠さんは北海道出身で、開業2年前に北海道から家族で移住してきたという。「地域の人と関わる中で交流の場を作りたいと思った。喫茶店は以前からやりたかったことの一つ。自宅近くに空き店舗があったことも後押しになった」と話す。店名は、ペットの猫「きなこ」と犬「番長」の名前に由来する。
モーニングは、トースト半カット、ゆで卵、ドリンクが付くセットを用意する。食事メニューはミートスパゲティ、焼きそば、焼きちゃんぽんのほか、ホットサンド8種やフライドポテト、チョコレートパフェなどの軽食やスイーツもそろえる。ドリンクは、コーヒー、カフェラテ、豆乳きなこラテ、スカッシュ、ソフトドリンクなどを提供。入り口横の専用窓口では、テイクアウトにも対応する。
妻のいづみさんは「おなかいっぱいになってほしいので、見た目も量もボリュームを感じてもらえるよう心がけている」と話す。コーヒーはマグカップサイズで提供し、「『たっぷり飲める』と好評」だという。
夜は、予約制で「ちょいのみ」営業を行う。冷ややっこ、枝豆、卵焼き、ラーメンサラダなどのほか、鶏もも、ねぎま、せせりなどの焼き鳥も用意する。「自分がおいしいと思った鶏肉を仕入れ焼いている。ぜひ食べてほしい」と小田さん。北海道で漁師を営む父から届くマグロを裏メニューで提供することもあるという。
以前は「道の駅」にも出店していたという。「店ではお客さまと会話できるのがうれしい。熊本や鹿児島など県外からの来店も多い。国道沿いなので寄ってもらいやすいのでは」と話す。地元の子どもたちもよく来店するという。「来店と同時に2階へ駆け上っていき、宿題を始めることもある。受験生だった子が合格報告をしてくれたこともあった」とも。
小田さんは、移住前から電気工事業を10年以上営み、定休日に「まちの電気屋」としても働く。「行く先々で見る霧島連山の形が違うところが好き」と話し、敷地内の木を自ら伐採して山が見えるようにした2階席からの景色もお気に入りだという。「ドリンク一杯で長居も歓迎。ゆっくり過ごしてもらいたい。自分たちものんびり続けていけたら」と話す。
営業時間は8時~17時。水曜・木曜定休。夜営業は金曜・土曜の18時~22時(予約制)。4人以上、3日前までの予約で平日や定休日の利用にも対応する。