テイクアウト専門のパティスリー「minorinocoro(みのりのころ)」(小林市細野、TEL 0984-22-0023)が4月23日、宮崎県産の緑茶を使ったスイーツ2種の販売を期間限定で始めた。
販売するのは、「宮崎緑茶のタルトショコラ」(500円)と「宮崎緑茶のカヌレ」(430円)。いずれも宮崎茶房の釜いり茶を使う。タルトショコラは、チョコレートに緑茶を合わせたショコラ生地を使う。タルト生地には高千穂牧場の発酵バターを使い、アーモンド生地と重ねて層に仕立てた。仕上げに、自家製の「みかんの花のシロップ」をゼリーでコーティングし、小林産の日向夏のマカロンと小林産のドライイチゴを添える。
カヌレは、生地に緑茶を練り込み、表面に緑茶のチョコレートをかけて仕上げる。「外側はカリッと焼き上げ、内側はしっとりとした食感」だという。
オーナーパティシエの内村順子さんは同市出身。京都でパティシエとして数年勤務した後、Uターン。今年1月で10周年を迎えた。同店は九州産の食材を主に使い、香料や人工甘味料を使わず、季節に合わせたスイーツのほか、オーダーケーキの受注にも対応している。「東洋に伝わる薬膳の考え方を洋菓子に取り入れている点も特徴」だという。「『スイーツは好きだが、体質的に食べられない』という客の声をきっかけに薬膳を学び始めた」と内村さん。「アレルギーや病気を抱える人でも食べられるスイーツを作りたいと思った」とも。
今回のスイーツについて、「お茶には清熱や解毒の作用があるとされる。体内の不要なものを外に出し、新しいものを取り込むという、春の終わりにふさわしいテーマで仕上げた」と説明する。「薬膳といっても、身近な食材で作られている。特別なものではないことを知ってもらえたら。薬膳に関心のある人はもちろん、純粋にスイーツが好きな人にも味わってほしい」とも。
近日中に2種のセット販売も予定しており、購入客には薬膳茶1パック(200ミリリットル・2回分)も進呈する。原料がなくなり次第販売を終了する。営業情報はインスタグラムで確認できる。