ジェラート店「Hi,Gelato(ハイ,ジェラート)」(宮崎市老松1)がオープンして、8月10日で3カ月がたつ。
宮崎県産の素材を生かした、色とりどりのジェラートが並ぶ(写真提供=Hi,Gelato)
店長の中村美友さんは農家の娘として生まれ育ち、幼い頃から生産者の思いや宮崎の食材を身近に感じてきたという。接客や受付の仕事に約5年間携わる中で、「人と接することの素晴らしさに出合った」と振り返る。
オープンの経緯について、中村さんは「惜しまれながら今年閉店した宮崎市のジェラート店『Gelateria72』の存在を消してはいけないと思った。運営会社がその思いとレシピを引き継ぐと決め、自分は店長としてその橋渡し役を担うことになった」と話す。店名には、「ジェラートにまだ親しみが薄い」宮崎で「ハーイ」と気軽に声をかけるような明るさを届けたいという願いを込めた。ポップなイラストが店内の壁面を彩り、テーブル10席を設ける。
宮崎県産の食材を中心に据えたジェラートは毎朝6時から仕込みを行い、「その日のうちに届けることにこだわる」という。アリマン乳業(川南町)の低温殺菌「トロントロン牛乳」を使った看板商品「リッチミルク」は常時ショーケースに並べ、そのほかは季節や仕入れの状況に応じて5~9種類を日替わりで用意する。価格は450円~800円。新しいフレーバーは随時開発を進め、インスタグラムで毎朝のラインアップを発信している。「生産者の思いや背景も含めて、ジェラートの魅力を伝えていきたい」と中村さん。
店頭での販売に加え、自宅で楽しめる「おうちジェラート」の販売も始めた。冷凍庫から出して10~15分ほど置き、スプーンで混ぜてから食べると店頭に近い食感が味わえるという。「みゆ店長のはじめましてセット」「ハマちゃんおすすめセット」「おまかせセット」の3種を数量限定で展開する。ECサイトも開設し、8個入りのセットを全国へ発送する体制を整えた。贈答用としても利用できる。
中村さんは「気軽にみゆ店長と呼んでほしい」と笑顔を見せる。「宮崎のジェラートといえば当店だと、生産者からもお客さまからも愛される存在になりたい」とも。
営業時間は11時~18時。