宮崎市内の事業者が8月1日、水冷ビブス「JABUN(ジャブン)」を発売した。
開発者は、市内で飲食店を営む神谷雅之さん。少年サッカーに取り組む息子を見守る中で、ベンチでは暑さをしのぐ場所がないことに危機感を抱いた。神谷さんは「休憩時間に頭から冷水をかぶる様子を見て、『これでは保護者がどれだけ熱中症対策をしても追いつかない』と感じた。もっと手軽で便利な熱中症対策グッズを作ることができないだろうかと考えた」と振り返る。
近年普及してきた冷却ビブスにフードを付けて、接触冷感、UVカット、オリジナルデザインを施した同商品。水でぬらしてから軽く絞り、服の上から着用すると気化熱で「涼しさを感じることができる」。フードで頭や首元を覆うことで「頭部から涼しく」なり、繰り返し使用できるのも特徴。ゼッケン番号が付いているため、スポーツ時にも活用しやすいという。
発売を前に、市内で活動するサッカーチーム「宮崎セントラルFC」へ、子ども用11着を無償提供し、約2週間の試用を行った。「監督からは、『動きやすさやサイズ感、ぬれ感も問題なかった』と聞いている」と神谷さん。夏季期間中の土曜・日曜には「外山教材社」(宮崎市橘通東3)の店頭に、同商品を試着できる「JABUNステーション」も開設。ぬれても問題ない服の上から試着し、実際に涼しさを体感できる。
「今後は宮崎の企業協賛ロゴ入りのものを地域のスポーツチームに届けるなど、JABUNを通して地域に貢献していきたい」と神谷さん。「今年の暑さは特に厳しい。スポーツをする子どもだけでなく、屋外や屋内で作業する人にも活用してほしい」とも。
価格は4,800円。カラーは水色と黄色の2色展開で、子ども用と大人用を用意する。ウェブと外山教材社で販売する。