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高原に仕出し弁当専門店「仕出屋 龍」 10年来の夢、調理人との縁で実現

(右から)店主の田上さん、娘の桂子さん、調理スタッフの春成さん、東久保さん、春成さん

(右から)店主の田上さん、娘の桂子さん、調理スタッフの春成さん、東久保さん、春成さん

 「仕出屋 龍」(高原町西麓、TEL 090-8148-6825)がオープンして、9月28日で1カ月がたった。

チキン南蛮弁当(650円)

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 同店では、唐揚げ弁当、チキン南蛮弁当、とんかつ弁当など約7種の弁当(650円)を1日40個、店頭で販売する。レタス巻きやチーズケーキなどの単品メニューのほか、注文に応じてオードブルも用意する。5個以上の注文で町内への配達も対応し、20個以上の場合は小林市や都城市高崎町・高城町へも配達する。

 同店を営むのは同町出身の田上重則さん。「10年以上前から仕出屋を始めたいと考えていたが、調理を任せられる人を見つけられずにいた」という。「ある時、ゴルフを通じて知り合った人から、『良い調理人を知っている』と聞き、紹介を受けた。その調理人が偶然にも昔からの知人だったことから連絡を取り、話が進んだ」と田上さん。調理を担当する春成身昭さんは、小林市のスーパー「三文の徳」で13年間勤務し、調理主任も務めていたが、道路拡張のため閉店。次の働き口を探していたところだったという。

 弁当は、主菜、副菜、ご飯を組み合わせ、春成さんをはじめとする調理スタッフが、その日に調理する。「副菜はいらないという人向けに、チキン南蛮のみ、唐揚げのみといった主菜だけの弁当を予約制で作ることもできる」と田上さん。定番メニューのほか、豚足を用意することもあるという。

 オープンから間もないが、法事弁当や部活動の大会で100個程度の注文を受けることもあるという。近くの会社で働く女性は「先日、部活の大会で子どもがこの店の弁当を食べていたので気になっていた。今日は会社の人たちの昼食用に買いに来た」と話す。田上さんは「知人の会社に2カ月間配達する予定も入っている。地域の人に利用してもらえる店になれれば」と話す。

 店長を務める娘の桂子さんは、店頭での接客や店内のPOP作り、店の会計管理などを担当している。店名の「龍」とロゴに入れた「乃」は、それぞれ桂子さんの子どもの名前から一字ずつ取ったという。「どうしても孫の名前を入れたいという父の希望だった」と桂子さん。

 今後は、部活動やスポーツ大会に参加する子どもたちの利用も見込み、スムージーやソフトクリーム、たこ焼き、冬はおでんの販売も予定しているという。田上さんは「そのための設備をこれから整えていく。何事も有言実行だと思っているので、頑張りたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~15時。水曜定休。注文は電話や店頭で受け付ける。

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