2027年に開催予定の「第32回宮崎国際音楽祭」のメインビジュアルを現在、音楽祭事務局が募集している。
第32回宮崎国際音楽祭メインビジュアル募集のポスター(写真提供=宮崎県立芸術劇場)
同音楽祭は、1996(平成8)年に「20世紀最後の巨匠」と呼ばれた故アイザック・スターンさんを招き、「宮崎国際室内楽音楽祭」としてスタートした。開催当初から「宮崎でしか体験できない質の高い演奏会」と「アジアの若手演奏家を育てること」という2つの理念の下、毎年、「多彩」なプログラムを展開している。第30回の節目には、徳永二男さんから三浦文彰さんへバトンが託され、「アジアを代表する音楽祭へ」という思いで、音楽と他のジャンルを組み合わせたコラボレーションをはじめとした新しい試みも行っている。
近年の同音楽祭のメインビジュアルは、宮崎と関係の深い立山周平さん、弥勒祐徳さん、すうひゃん。さんといった画家の作品を起用してきた。第31回は、さまざまなメディア・広告媒体などのビジュアルを手がける画家・イラストレーターの雪下まゆさんが手がけた。
今回は、「音楽祭を県民と共に盛り上げたい」という三浦文彰音楽監督の思いにより、県内外問わず公募することになった。同時に、音楽祭をより多くの人に知ってもらい、親しんでもらうきっかけとするとともに、「アジアを代表する音楽祭」としてさらなる発展を目指しているという。
デザインのテーマは、宮崎国際音楽祭にふさわしいもの、宮崎らしさが感じられるもの。2027年は、ベートーべンの没後200年に当たることから、第32回宮崎国際音楽祭ではそれに即した公演を実施する。「国スポ・障スポ」の宮崎県開催年でもあり、関連したプログラムも実施予定だという。
応募は、小学生以上であれば誰でも可能。宮崎県出身・在住者に限定せず広く募集する。個人・グループ・部活動・サークル活動または法人、プロ・アマも問わない。各部門から選定した入賞作品の中から、最優秀賞、音楽監督賞、表現賞及び優秀賞を決定する。最優秀賞作品は、第32回宮崎国際音楽祭メインビジュアルに採用され、賞金30万円が授与される。
メディキット県民文化センターの企画広報課の青栁竜郎さんは「今年の第31回では初の試みだった高校生サポーターの活躍が目覚ましく、これまで以上に音楽祭が盛り上がったように感じた。来年の開催へ向けて、ぜひメインビジュアルに応募いただき、一緒に音楽祭を盛り上げ、楽しんでいただくきっかけになれば」と話す。
応募締め切りは10月4日。