すし店「寿司 幸鱗(こうりん)」(宮崎市谷川2、TEL 070-9271-0646)がオープンして、9月12日で3カ月がたつ。
旬の白身魚を中心に10貫を皿いっぱいに並べた「幸せの縁盛り」(写真提供=寿司 幸鱗)
店長の八重尾翔さんは24歳。子どもの頃からの魚好きが高じて宮崎海洋高校に進学し、食品加工を学んだ。卒業後は県内外3店のすし店で修業を重ね、他業種の飲食店でも研さんを積んできた。オープンの経緯について、八重尾さんは「独立への思いは強く持ち続けていた。働いていた飲食店の社長から独立の話と物件の紹介をいただき、その瞬間に腹が決まった」と話す。席数は、カウンター=4席、テーブル=6席。
店内では、宮崎の海で取れた地魚を使うすしを提供する。マグロは扱わず、白身魚に特化しているのが特徴。看板メニューは、旬の白身魚を中心に脂の乗った「高級魚」や朝どれの食感の良いものなど、変化を付けた10貫を皿にぐるりと並べる「幸せの縁盛り」(3,300円)や、大きなエビをレタスや卵と一緒に巻いた巻きずし「幸鱗巻き」(1,500円)など。シャリには小林産のヒノヒカリを使い、淡泊な白身に合わせて米酢に黒糖を加えてコクを出す。「原価の高い赤身を出すより、白身の方がたくさんの種類を楽しんでもらえる。自家製の塩レモンを付けて味変も楽しんでほしい」と八重尾さん。店名の「幸鱗」には、「関わる全ての人に幸せが広がるように」という願いと、魚への感謝、そして「その魅力をもっと知ってほしい」という思いを込めたという。
八重尾さんは「人に会いに来てもらえる店にしたい。幸せの循環を目指し、複数店舗の展開も視野に入れている」と話す。今後は「眺望が良い」という2階に席を移す予定。「同じ目標の下で働く仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し、結果を出して本気で喜び合いたい。結果が出ない時期にみんなで話し合う時間も好きで、そんな仲間を増やしている途中」とも。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。水曜定休。