高岡町の道の駅「高岡ビタミン館」に「fruits&cafe GIFT(フルーツ・アンド・カフェ ギフト)」(宮崎市高岡町花見)がオープンして9月1日で1カ月がたった。経営は、県内で青果の卸売りや飲食店運営、商品開発などを手がける「宮崎水菓子屋」(鶴島)。
店内の様子。高岡町の道の駅「高岡ビタミン館」にある(画像提供=fruits&cafe GIFT)
全国の青果生産者と取引する中で、形や大きさが規格に合わないなどの理由から、「流通が難しい青果を有効活用したい」と店を開いた。これまで培ってきた商品開発のノウハウを生かし、菓子の材料やパフェのトッピングなどに活用する。コンセプトは「全国の旬のフルーツを楽しんでもらう」。スタッフの入佐凌さんは「全国の生産者が精魂込めて作った果物を多くの人に楽しんでほしい」と話す。
看板メニューは、好みの素材を組み合わせてオリジナルの一品を作る「カスタムパフェ」(テイクアウト1,728円、イートイン1,760円)。ゼリー、クランチ、フローズンフルーツ、アイス、クリーム、メインフルーツ、ソース、トッピングの8層で構成し、それぞれ3~6種類から選ぶ。組み合わせは約3000通りになるという。小学生以下を対象にミニサイズの「キッズカスタムパフェ」も用意する。
店名の「GIFT」には、自分へのご褒美として楽しんでもらうとともに、「土産などを通して大切な人へ感謝を伝えてほしい」という思いを込めた。
菓子も販売しており、宮崎特産の日向夏をフリーズドライにし、ホワイトチョコレートでコーティングした「フルーツチョコレート」(1,350円)などを用意している。
オープンから1カ月がたち、入佐さんは「夏休み期間中は親子連れが多く訪れ、自分でパフェをカスタムする体験を楽しんでもらえた。子どもたちが喜んでいる姿がとてもうれしかった」と振り返る。
道の駅への出店については、地元住民や観光客など街中とは異なる客層の来店につながっているという。入佐さんは「1階の地場産品を買いに来た方が当店に立ち寄ったり、当店を目当てに来た方が帰りに1階で買い物をしたりと、相乗効果も生まれている」と話す。
今後については、「全国の百貨店の催事への出店やECサイトの開設などにも取り組みたい。全国の生産者から青果を集められる卸売りの力と商品開発力を生かし、フルーツの魅力を全国へ発信していきたい」と意気込む。
営業時間は9時~18時。