「ベッセルホテル都城」（都城市都北町、TEL 0986-46-7777）に、コワーキングスペースが開設して2カ月がたった。

集中ゾーンの様子

　「九州アイランドワーク（KIW）」（宮崎市）が監修する同スペース。USB、コンセント、Wi-Fiを完備し、コーヒーやジュースなどがフリードリンクとなる。HDMIモニターを設置。ファックスやコピーはフロントで対応可能。利用はドロップインのみで、ホテルの無料駐車場も利用できる。

　スペース内には、全3席の半個室型の「集中ゾーン」も。可動式の仕切りを外し、貸し切りでウェブ面接・会議などにも使える。朝食時間後の食堂を有効活用する「会話ゾーン」は、1人からグループでの勉強会・ワークショップなどにも利用できる、全30席のオープンスペースとなっており、テーブル席とソファ席を用意する。ロビー内の無料のパソコンとプリンターも利用できる。

　同ホテルの野添竜也支配人は「朝食後の会場と、あまり使われていなかったファミリー向けスペースの有効活用にコワーキングスペースがおもしろいのではないかと考え『KIW』へ連絡し、設計などのアドバイスを受けた。コワーキングは近隣の学生の勉強や交流にも大いに利用してほしい。ワークショップ会場としての利用も勧めたい」と話す。

　利用時間は10時～23時。料金は「集中ゾーン」が1時間＝400円、1日＝1,500円（3人までの貸し切り利用は1時間＝1,000円、1日＝4,000円）。「会話ゾーン」が1時間＝300円、3時間＝500円、3時間以上＝1,000円。いずれも公式ホームページからの予約者と学生の利用は100円引き。宿泊者は集中ゾーンの利用が100円引き、会話ゾーンは無料で利用できる。「KIW」のアプリからも予約できる。