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宮崎カーフェリーが「宮崎すごろく」 船旅でのデジタルデトックスにも

「宮崎カーフェリー」の旅客業務部の渡部紗希さん

「宮崎カーフェリー」の旅客業務部の渡部紗希さん

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 「宮崎カーフェリー」(宮崎市港3、TEL 0985-29-8077)が4月28日、「宮崎すごろく」を制作した。

宮崎県26市町村の名所・名産品がひと目でわかる「宮崎すごろく」

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 4月15日、宮崎で25年ぶりとなる宮崎・神戸間を結ぶ「フェリーたかちほ」の就航を開始した同社。旅客業務部の渡部紗希さんは「『宮崎すごろく』は新船のオリジナルグッズとして制作した。宮崎から神戸までの運航には約12時間、船で過ごす時間がたっぷりある。沖に出てスマホやパソコンが使えなくなる時間を良い点として捉え、デジタル機器から離れて過ごすデジタルデトックスの時間に変えようと考えた」と話す。

 「宮崎すごろく」は、26市町村をマスにして、コマには宮崎県のマスコットキャラクター「みやざき犬」などを使う。より深く宮崎の各地の魅力を知ってもらおうと、それぞれのマスには各地域の観光名所や名産品のイラストを描き、「市町村解説書」も付属。宮崎出身者でも知らなかったような発見が多かったという感想が集まっているという。

 5月5日には、同フェリーに乗船した子どもたちを対象にすごろくを進呈する企画も実施。今後は、各種イベントなどでも配布を予定する。

 渡部さんは「すごろくはお子さんから大人まで遊べ、遊んだだけでその土地の特色を学べる仕立てになっている。宮崎に住んでいる人にはもちろん、関西からのお客さまが宮崎に興味を持ってもらうきっかけに、『遊べる観光マップ』としての役割にもなれば」と期待を込める。

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