宮崎・都城の市立図書館が刷新 かつてのショッピングモールの造り生かす

中心のモールは図書館には珍しい自然光を取り入れる設計

中心のモールは図書館には珍しい自然光を取り入れる設計

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 宮崎県都城市の市立図書館(都城市中町16)が4月28日、リニューアルオープンする。

黒を基調としたシックな雰囲気の内装

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 同日にオープンする中心市街地中核施設「Mallmall(まるまる)」内に移転する形でリニューアルする同館。7年前に閉店し手付かずだったショッピングモールを全面改装し、元々あった建物を活用する形で完成した。広々とした空間を生かし、壁はなるべく設けずに天井から自然光が入る構造を生かす。

 館内は黒を基調としたシックな壁と防虫効果の高いクスノキの木箱を採用。ショッピングモールのショーウインドーのように、分野別に本を並べるなどの工夫も施す。カフェも設け、館内の本を読みながらコーヒーを楽しむこともできる。

 同日に開館記念式典を開くほか、ゴールデンウイーク期間中にはオープニングイベントも多数企画している。

 プロジェクトを担当したマナビノタネの森田秀之社長は「図書館は市民の2割にしか使われていなかったが、これまで縁遠かった方々に訪れてもらいたい。待ち合わせ場所の定番スポットとしても使ってもらえたら」と話す。

 開館時間は9時~21時。

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