探究成果発表会「都城探究Fes」が3月2日、南九州大学都城キャンパス（都城市立野町）3号館で開催される。主催はStudy Valley（東京都江戸川区）。

イベントチラシ1。申し込みフォーム有り

　2022年度から高校生が週1回、学校教育で学習している「探究学習」。自ら課題を設定し解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と協働したりしながら進めていく。当日は、高校生がこれまで取り組んできた、地域課題の解決に向けた探究の内容を発表。その後、登壇企業や大学からフィードバックが送られる。

　当日は県内5校の生徒が登壇し、約1年かけて考えた内容を発表する。小林高校は「吉都線の活性化」をテーマに、地域交通の活性化に向けた提案やアイデアを発表する。都城西高校は「『食べる楽しみ』を広げよう」をテーマに、特に妊婦向けの宅食サービスについてのアイデアを提案。

　都城商業高校は「地域の居場所づくり」をテーマに、地域の子どものためのコミュニティーを強化するための提案を行う。日南高校は「日南市の元気を発見」をテーマに、こども食堂についての提案やプロジェクトを発表。都城高校は「高校生にスズキ車の魅力を伝えるイベントを考えよう」をテーマに、自動車についての提案を行う。

　Study Valleyの前垣真智さんは「実際の企業や大学の教授といった大人に向けてアウトプットし、フィードバックをもらえることはなかなかないため、高校生たちにとってもいい機会になると思う」と話す。

　開催時間は13時～17時。参加無料。