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宮崎に古民家焼き肉店「伊勢舌」 全部屋個室で子連れへの配慮も

肉割烹メニューの一つ「粉雪炙り温ユッケ」のチーズをかける前の様子(写真提供=伊勢舌)

肉割烹メニューの一つ「粉雪炙り温ユッケ」のチーズをかける前の様子(写真提供=伊勢舌)

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 焼き肉店「伊勢舌(いせたん)」(宮崎市太田3、TEL 0985-69-3450)がオープンして、2月25日で2カ月がたつ。

肉割烹メニューの一つ「牛肉寿司(ずし)」(画像提供=伊勢舌)

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 元々サッカー少年で、U18の日本代表になったこともあるという店主の伊勢隆司さん。練習中に大けがしたことをきっかけに働き始めた、市内の生肉販売店で食肉製造加工の世界に入った。その後、飲食店の厨房も経験し開業に至った。

 コンセプトは「家族で来られて、記念日に選ばれる店」。宮崎牛と和牛ホルモンを中心とした焼き肉、すき焼き、しゃぶしゃぶなどのメニューのほか、牛ずしや牛の刺身、ユッケなど生の素材を生かした肉割烹系のメニューにも力を入れる。

 「『あえて外食したい』と思われる店、そういったシーンで選んでもらえる店になれるよう、非日常の体験を意識したメニューも考案した」と、客席で炙(あぶ)る演出が入る「トリュフ香る肉巻きTKG(たまごかけごはん)」、パルミジャーノチーズを雪に見立て客席で振りかける「粉雪炙り温ユッケ」、料理の仕上げを客自身が行う「山芋と大葉の肉巻きロール ブルスケッタ付き」などを用意。

 店舗は、1915(大正4)年建築の古民家をリノベーション。「大正の古き良き時代感と、令和的な機能性やスタイリッシュさの両方を感じられる店づくりを目指した」と伊勢さん。「小さな子どもを連れた外食では、『他のお客さまに迷惑がかからないか』ということが一番気になると思う。全部屋個室にしているので、そうしたストレスから解放されてほしい」とも。

 営業時間は17時~23時。

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