宮崎市の「宮崎フリースタジオBaku」（宮崎市大淀1、TEL 080-5248-2221）で12月4日、「バク転技能検定会」が開催される。

バク転補助器具の「エアーロール」

　宮崎を中心に「バクテンマン」として活動する竹田成道さんが主催する。「宮崎県バク転協会」および「静岡県バク転協会」の代表を務める竹田さんは、バク転の指導や普及活動を行うほか、学生時代に取り組んでいたというレスリングの教室も開いている。竹田さんは「スポーツには勝敗がつきものだが、バク転に関しては勝ち負けがないのが魅力の一つ。年齢層も幅広く、5歳でできる子もいれば63歳でできる方もいるので挑戦してほしい」と話す。

　竹田さんがバク転教室を始めたのは2年前で、最初は自衛隊員として働きながらボランティアでバク転を指導していたという。「私自身もともと引っ込み思案な性格だったが、バク転ができたことで自信が持てた。この感覚を皆さんにも味わってほしいと思い指導を始めた」と竹田さん。

　検定会の定員は10人だが、見学は自由。当日は宮崎県シンボルキャラクターの「みやざき犬（けん）」が応援に来るほか、先着10人にバク転やヨガの体験会（参加費＝2,000円）、キッチンカーの出店やせんぐまきも行う予定だという。

　竹田さんは「県外の方からもバク転を教えに来てほしいという声をもらっている。今後はインストラクターも増やして出張するなど、県外展開していきたい。最多人数でのバク転同時成功ギネス記録にも挑戦したい」と話す。

　イベント開催時間は13時～、検定会は14時～14時30分。入場無料。受験料は1万2,000円。