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綾町に「ハーブアンドスパイステテ」 店名に「手から手へ」の意味も

スイーツを薦める高木麻巳子さん

スイーツを薦める高木麻巳子さん

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 スイーツとランチを提供する「Herb&spice te-te(ハーブあんどスパイステテ)」(綾町南俣)がオープンして、1月31日で3カ月がたつ。

スパイストマトチキンカレー、ジャガイモと長ネギのスープ、キクイモのみそあえなどのランチ(800円)

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 3年前に加工場を作り、催事や「綾手づくりほんものセンター」などへのスイーツ出品を経てオープン。移住してきたという店主の高木麻巳子(高ははしごだか)さんは、町の移住・定住・農家民泊関連の仕事をしながら経営する。店舗は民家を改装し、店名には「手から手へ」という意味を込めた。

 テイクアウトには、焼き菓子・ケーキ・サンドイッチ・パン・ドリンクなどを用意。「マフィン(綾産イチゴ・ブランデーレーズン・アップルシナモン・ココアバナナ)」(300円、ココアバナナのみ290円)、「メレンゲクッキー(ココア・イチゴ)」(400円)、「デニッシュ食パン」(600円)、土曜のみ販売の「アップルシナモンロールパン」(300円)などを並べる。「地産地消を目指し地元の材料を使い、グラスフェッドバターや、冬はてん菜糖、夏は種子島粗糖など材料にこだわっている」と高木さん。

 屋外のテーブル席のスペースで提供するランチは、「お外でごはん」(雨天時はテイクアウトのみ)のメニュー名で毎回800円~1,000円で用意。メニュー内容は、インスタグラムで前もって知らせる。無農薬の綾町なかしま農園のトマトや、新規就農者が作る「珍しい」野菜などを使い、店頭で野菜や果物の販売も行う。高木さんは「食卓を囲みながらコミュニケーションを取る場にしてもらうのが目的」と話す。

 「地元の農家やメニューを見て来る人もいる。子ども向けの絵本やおもちゃも用意しているので、さまざまな人に楽しんでほしい」と話す。

 営業は火曜・木曜の12時~14時(土曜は14時30分まで、ランチ営業なし)。

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