完全貸し切り型の婚礼施設「アマンダンブルー青島」（宮崎市青島3、TEL 0985-63-6870）が4月15日、宮崎にオープンした。運営は「ノバレーゼ」（東京都中央区）。

青島を望む披露宴会場の様子

　昼・夜各1組限定の同施設では、太平洋に面した館内から海と亜熱帯植物が茂る青島を望むことができる。敷地面積は約4885平方メートル。「宮崎の海」がテーマの披露宴会場は一面ガラス張りで、水平線まで見渡すことができる。ゼネラルマネジャーの和泉敦也さんは「対面の壁は鏡張りとなっているため、海を背に着席する新郎新婦や参列者は鏡越しに海側の風景を楽しめる」と話す。最大収容人数は154人。

　料理は、和洋折衷コース、フレンチコースを用意し内容、価格は依頼により変わる。オープンキッチンを設置し、シェフの料理風景やフランベショーを見ることもできる。式の様子はズームで中継ができ、参加者に「宅配婚礼重 祝」（1万800円、以上1人前）を届けるサービスを用意する。

　2階の100人が参列できるチャペルは木材を使う内装で、木の香りが楽しめ、窓の外のインフィニティープールとその先の海とチャペルの一体感を感じられるよう設計。チャペル1階にあるドレスショップ「ecruspose（エクリュスポーゼ）」ではオリジナルのウエディングドレス、カラードレス、タキシード、和装など約150着と小物類などのレンタルや販売を行う。ドレスのレンタルは20万6,600円～。

　ラウンジスペースにはバーカウンターを用意し、外の芝生のガーデンではパーティーや挙式が開ける。その先の扉からはビーチに出ることも可能。少人数の挙式に使える部屋や、バーベキューなどを行うことができるベランダなども備える。

　和泉さんは「宮崎では、約10年ぶりの新設の結婚式場となった。貸し切りなので隅々まで配慮が行き届くようになっている。今後は、挙式予定以外の一般のお客さま向けのイベントも企画したい」と話す。

　営業時間は、平日＝11時～19時、土曜・日曜・祝日＝10時～20時。水曜と祝日を除く第2・第4火曜定休。