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「みやざき国際ストリート音楽祭」開催へ 出演者、ボランティア募集

(右から)実行委員長の井手茂貴さんと、実行委員会事務局の壹岐公晴さん

(右から)実行委員長の井手茂貴さんと、実行委員会事務局の壹岐公晴さん

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 「みやざき国際ストリート音楽祭 2023」の開催に当たり現在、一般公募の出演者とボランティアを募集している。

「みやざき国際ストリート音楽祭 2023」のメインビジュアル(写真提供=「みやざき国際ストリート音楽祭実行委員会」)

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 同イベントは「宮崎県立芸術劇場」(宮崎市)で開催している「宮崎国際音楽祭」のアーティスティックディレクターを務めていたシャルル・デュトワさんから、「広く県民に音楽祭を知ってもらうためにも中心市街地で音楽祭を開催してはどうか」という提案を受け「宮崎国際音楽祭」の関連イベントとして2006(平成18)年に始まった。提案は、「宮崎国際音楽祭」の初代音楽監督、故アイザック・スターンさんの思いでもあったという。

 「宮崎には音楽の咲く季節がある」をテーマに国際観光都市づくりを目指し開催を続けており、海外アーティストが来県した際には同イベント出演のほか、県内観光や各学校での演奏披露などの活動を行う。宮崎からも海外へ各校の吹奏楽部が演奏しに行くなど、同イベントが相互交流のきっかけになっている。

 今年は4月29日に開催。会場は「橘公園噴水広場」「宮崎市民プラザ オルブライトホール」「県庁5号館前広場」「ライブハウス LAZARUS」(以上同市)など。2002(平成14)年から宮崎との交流に尽力し、台湾から吹奏楽団の団長として延べ1000人以上の演奏者を宮崎へ引率してきた、国立台湾師範大学教授の葉樹涵さんと、台湾・宮崎の交流コンサートなどに出演してきたピアニストの黄于真さんを招聘(しょうへい)予定。

 実行委員長の井手茂貴さんは「宮崎だからこそ実現できているイベントだと思う。今後も盛り上げていきたい」と話す。

 一般公募の出演者募集の締め切りは2月28日。応募多数の場合は早い段階で締め切る可能性もある。ジャンル、プロ、アマ、年齢問わず応募でき、出演者はオーディションを経て決定する。ボランティアスタッフの申し込み締め切りは4月1日。高校生は、学校規則に則っての参加が可能。

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