見る・遊ぶ 暮らす・働く

宮崎の「若草HUTTE」が「VOTE COFFEE」配布 「選挙への関心高めたい」と店主

カフェ内で選挙にまつわる話題を交わした客に配布する「VOTE COFFEE」

カフェ内で選挙にまつわる話題を交わした客に配布する「VOTE COFFEE」

  • 33

  •  

 カフェ&コワーキングスペース「若草HUTTE&co-ba Miyazaki」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-41-5359)が現在、店内で選挙にまつわる話題を交わした客にオリジナルブレンドコーヒー「VOTE COFFEE」を配布している。

「若草HUTTE」

[広告]

 これまでも選挙に合わせ、投票をした人に「選挙割り」などのサービスを実施してきた同店。12月25日投票の宮崎県知事選挙を前に、店主の今西正さんが「選挙前から関心を高めたい」と企画した。今西さんは「投票に行った人にサービスを提供するのではなく、行く前に気運を高めることで、もっとたくさんの人に選挙について考える機会を作れると思った」と話す。

 「VOTE COFFEE」は知事選への立候補者が3人であることから、コロンビア、グアテマラ、ブラジルの3種の豆をブレンドした深いりのコーヒーとして製造。「当事者意識を持ち、選挙にも『深入り』してほしい」という思いを込める。コーヒーは同店のオリジナルブレンドを手がける「COFFEE ROASTER HAMASAKI」(同市)が製造。「代表の濱崎(崎はたつさき)宏嗣さんに企画を持ち込むと共感してもらえ、すぐに作ってもらえた」と今西さんは話す。

 「VOTE COFFEE」は店内で選挙にまつわる話題を交わした客に配布する。今西さんは「『期日前投票をした』『投票に行こうと思っている』という人だけでなく、『投票に行かない』と話すお客さまにも渡している。その会話をきっかけになぜ投票に行かないのかという意見を聞く機会にもなる」と話す。

 「この企画が選挙や政治について、カフェでお茶をするように日常の中で当たり前に話せるような世の中になるきっかけになってほしい。今月の県知事選だけでなく、来年に控える県議会議員選挙や市議会議員選挙などにも、気軽に投票しに行ける空気感を作れたら」とも。

 営業時間は10時~18時30分。月曜定休。配布は12月25日まで。なくなり次第終了。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース