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都城にバウムクーヘン専門店「ユウヒテラス」 自社農場の規格外の卵活用

店主の富田さんと店舗外観

店主の富田さんと店舗外観

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 都城にバウムクーヘン専門店「ユウヒテラス」(都城市太郎坊町、TEL 0986-77-1222)がオープンして3カ月がたった。

「ホールバウム箱なし」

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 代々養鶏業を営んでいる店主の富田大輔さん。富田さんは「生産する卵のうち、ほんの数パーセントだが規格外のものがあり、活用方法に悩んでいた。卵の味わいを引き出せるような料理やお菓子はないかと考えた結果、バウムクーヘン作りに至った」と話す。

 神戸のバウムクーヘン専門店でノウハウを学んだという富田さん。「卵と粉の配合や焼き加減などを何度も見直し、ようやく納得いくものが出来上がった。卵のおいしさを存分に感じてほしいと思い保存料、膨張剤、香料、着色料などは一切使っていない。子どもから高齢の方まで安心して食べてほしい」と話す。

 バウムクーヘンは「4分の1バウム」(400円)、「ホールバウム箱なし」(1,500円)、「ホールバウム箱入り」(1,600円)などを用意。バウムクーヘンの端部分である「ミミ」や、表面をこんがり焼いた「焼きバウム」などの限定メニューが並ぶこともあるという。ホールサイズ7個分に相当する「1本まるごとバウム」は、要望があれば注文を受ける。贈答用に短冊のしも用意。店内には飲食スペースも用意し、「焼きたてバウム」(400円)に加え、生クリーム添え(50円追加)やアイスクリーム添え(100円追加)などを提供する。ドリンクに「ドリップコーヒー」(400円)や「カフェオレ」(500円)、「紅茶」(350円)などもそろえる。

 富田さんは「バウムクーヘンといえば当店を思い浮かべていただけるような店になれれば。自宅用はもちろん、贈答用にも利用してほしい。いずれは当店から見る夕陽をお客さまと共有できるような企画も考えていきたい」と話す。

 営業時間は12時~17時。木曜・金曜のみ営業する。

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