宮崎市の洋菓子店「ブランダジュール」（宮崎市霧島3、TEL 0985-31-8230）がリニューアルオープンした。

ケーキやシュークリーム、焼き菓子が並ぶ。フランスと米国のテイストを織り交ぜた店内

　同店は2002（平成14）年にレストラン「ベルエポック」（宮崎市）のグループ店としてオープン。2012（平成24）年に現オーナーシェフの佐藤泰造さんが独立し切り盛りしてきた。佐藤さんは「今年は創業から20年、独立して10年という節目の年。コロナ禍やウクライナ情勢など暗いニュースがある中、スイーツで明るく楽しくなれるよう、ここから新しいスタートを切りたいと思った」と話す。

　リニューアルに伴い外観、内観を一新。外観はフランスのパティスリーをイメージし、内観は海外のカフェやバーを意識したミックススタイルで「ハイセンスな雰囲気を演出した」という。イートインできるカウンターは経年変化が楽しめるよう、温かみを感じる木材で作っている。

　メニューも約半分を新たに開発。季節のお薦めのスイーツをグラスに盛った「specialite（スペシャリテ）」（時価）や、ノンアルコールのカクテル「mocktail（モクテル）」（550円）などが味わえる。佐藤さんは「見て楽しめ、かつ、おいしさを追求したスイーツを提供している」と話す。

　影響を受けた料理人のエッセンスをメニューに加えているという佐藤さん。「コース料理の最後に出てくるスイーツは、食事を締めくくりすっと食べられる。そういう料理人の視点を取り入れ、主張が強すぎず、さらりと食べられて感動するスイーツを目指している」と話す。

　営業時間は10時～19時。月曜、第3火曜定休。