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国富町役場ロビーに「くにとみガチャ」 町を楽しむクーポン券とミッション券

「くにとみガチャ」を案内する矢野弘倫さん

「くにとみガチャ」を案内する矢野弘倫さん

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 国富町役場(国富町本庄、TEL 0986-75-3111)で現在、企画「くにとみガチャ」が実施されている。

ロビーに設置された「くにとみガチャ」の装置

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 国富町観光協会の事業の一環として、今月10日に始まった。役場1階ロビーに1回500円のカプセルトイを設置し、ハンドルを回すと「クーポン券」と「ミッション券」が入ったカプセルが1個出てくる。

 「クーポン券」は600円~1,000円分のものが入っており、町内の12の飲食店やスーパーマーケットなどの参加店で、支払いの際に割引券として使うことができる。

 「ミッション券」には、「民家の裏庭にある古墳を3個見つける」「本庄八幡宮の花手水(ちょうず)に花をいける」など、町内で楽しめるお題が記載されている。その様子をハッシュタグ「#くにとみガチャ第1弾」を付けてインスタグラムに投稿すると、抽選で1人に3,000円分の町の特産品が進呈される。

 企画政策課企業商工係の矢野弘倫さんは「同様の企画を福岡県筑前町が行っており、ノウハウを教わって実施にこぎ着けた。筑前町にある『太刀洗陸軍飛行場』の飛行学校分校が1943(昭和18)年~1945(昭和20)年に国富町木脇にあり、縁を感じたことも実施の背景にある」と話す。

 券は全て矢野さんの手作り。初日に用意した50個は翌11日に完売した。矢野さんは「普段行かない店の券が出ることもあるので、この券をきっかけに楽しんでもらいたい。引き続き『くにとみガチャ』への参加飲食店も募集している」と話す。「今後は、もうすぐ見頃を迎える樹齢150年の『大坪の一本桜』に装置を移動し、企画に参加した観光客に、私が町内案内をすることも予定している」とも。

 利用可能時間は8時15分~17時。土曜・日曜閉庁。設置場所が移動することもある。3月31日まで。「クーポン券」の使用期限は5月31日。

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