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宮崎で「さかみちやカレンダー展」 個性的な消しゴムはんこを365個展示

(左から)立川陽介さん、酒井美千代さん、鎌田啓伸さん

(左から)立川陽介さん、酒井美千代さん、鎌田啓伸さん

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 消しゴムはんこをテーマにした個展「さかみちやカレンダー展 あなたの知らないさかみちや 消しゴムハンコの世界」が現在、複合施設「MRTmicc Gallary」(宮崎市橘通西4、TEL 0985-22-1111)で開催されている。

展示する消しゴムはんこの作品

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 自作の消しゴムはんこを押した絵を、毎日インスタグラムに投稿する作家「さかみちや」こと酒井美千代さんの初の個展。酒井さんは「マニアックで『どーでもいい』が、誰も注目しないだろうと思う誕生日の人や、その日にまつわる物を彫っている」と言う。作品は独特の視点とユニークな構図が特徴。

 同展では、1年分365個のはんこをカレンダー風に押した作品を展示している。MRTmiccの総務財務局長兼事業企画部長の立川陽介さんが、酒井さんのインスタグラムを見つけ、同施設で毎月開催している単発講座「サンデースクール」の講師を依頼したことが個展開催のきっかけになった。酒井さんは「私の作品を見つけてもらったことがうれしく、感謝している」と話す。

 開館時間は10時30分~19時30分(日曜は19時まで)。3月27日まで。

 同施設のギャラリースペースは昨年5月、2階の「ダイヤモンドホール」に隣接するホワイエに展示用の壁や照明を備え開設。これまで、プロの写真展、学生の作品展などさまざまなイベントを開催してきた。立川さんは「コロナ禍でホールのイベントやカルチャーセンターが休止となり、館内の閉塞感を壁の活用で明るくしたいと考えた。今後は意外性のある作品も展示して、ギャラリー展で地域貢献したい」と話す。事業企画部主任の鎌田啓伸さんも「個展は難しいと考える人にも場所が提供できるギャラリーにしたい」と意気込む。プロ・アマ問わず出展者を募集している。出展無料。

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