「梶やんのとうふ食堂」が7月5日、新富町のチャレンジショップ(新富町三納代)内にオープンした。
「豆飯」が入った、同店の看板メニュー「梶やんのとうふ御膳」(1,000円)(画像提供=梶やんのとうふ食堂)
同店は新富町で約70年続く「梶原とうふ店」の直営店。ランチタイムには、おぼろ豆腐の厚揚げや麻婆(マーボー)豆腐、豚軟骨豆腐など、出来たての豆腐を使った定食4種類を提供する。看板メニューは「梶やんのとうふ御膳」(1,000円)。「宮崎では珍しい」という、しょうゆベースで甘辛く煮込んだ豆腐丼の「豆飯(とうめし)」をメインに、おぼろ豆腐やおからサラダ、おからコロッケなど豆腐由来の副菜が付く。各定食は330円追加で自家製おから茶などドリンク4種類から選べるほか、おからチョコケーキや豆乳ラテ(以上450円)などのデザートもそろえ、ランチ終了後はカフェとしても利用できる。
店主は、本職がカメラマンの中山雄太さん。2019年に地域おこし協力隊として新富町へ移住し、町内で「ひなた写真館」を開業した。昨年、後継者不在で廃業の危機にあった「梶原とうふ店」を知り、先代・梶原憲明さんに弟子入りして事業を承継。熊本にある実家が営む豆腐料理店をいずれ継ぐ意向があり、以前から豆腐作りに関心があったという。妻・葵さんの全面協力の下、豆腐作りと豆腐料理店の開業を目指し、新富町商工会と町運営のチャレンジショップに出店を申請し採択された。営業期限は1年で、その後は町内での再オープンを目指す。
富田浜近くの「小さな」工場で、先代の妻・篤子さんのサポートを受けながら早朝から豆腐作りに取り組む。直売所など卸先に商品を届けた後、食堂の準備に入る中山さん。「小さな豆腐店を続けていくには卸だけでは難しい。とうふ食堂を通して、手作り・出来たての豆腐のおいしさを知ってもらいたい」と話す。「店名に先代のあだ名『梶やん』を残すことで、梶原とうふ店や先代とつながる町の人たちが集う場になれば」との思いも込める。
営業時間は11時~18時(ランチタイムは15時まで)。火曜定休。