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「宮崎ひなたフルーツフェア」始まる ニシタチには「フルーツ提灯」も点灯

参加店舗によるメニューをアピールするJA宮崎経済連園芸部押川和範部長、みやざきブランド推進本部松田義信事務局長、宮崎市観光商工部宮里克朗商工戦略局長、司会のフリーパーソナリティーの木村つづくさん

参加店舗によるメニューをアピールするJA宮崎経済連園芸部押川和範部長、みやざきブランド推進本部松田義信事務局長、宮崎市観光商工部宮里克朗商工戦略局長、司会のフリーパーソナリティーの木村つづくさん

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 旬の時期を迎えた完熟キンカン「たまたま」と日向夏を使ったオリジナルメニューを宮崎市、延岡市、日南市の飲食店56店舗で提供する「宮崎ひなたフルーツフェア2022」が1月14日、始まった。

参加店舗の一つである「コンフォートダイナー」で提供する「西米良産鹿肉と日向夏のミルフィーユステーキ」と「西米良産鹿肉と完熟きんかんのカルパッチョ」

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 完熟キンカン「たまたま」は、糖度16度以上、直径28ミリ以上のブランドキンカンで、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれる栄養機能食品としても販売している。日向夏は、白皮と果肉を一緒に食べることで独特の食感が楽しめる宮崎の特産品の一つで、昨年発見から200年を迎えた。

 フェア初日には、宮崎市中央通に設けられた特設ステージでオープニングイベントセレモニー「ニシタチひなたフルーツ提灯(ちょうちん)点灯式」が開催された。キンカンのオレンジと日向夏の黄色を現す2400個の提灯が、「ニシタチ」の愛称で親しまれている西橘通りに一斉に点灯した。

 セレモニーに生産者代表として登壇したJA宮崎経済連園芸部の押川和範部長は「キンカンは今月末が生産のピークで3月まで生産が続く。日向夏は、現在はハウスもので、3月からは路地のものが出る。今回のフェアはこれらの特産品を家庭用、贈答用としてだけでなく、飲食店でも積極的に使ってもらいたいと思い企画した。飲食店と連携することで、これからの宮崎の産業の発展につながるのではと期待している」と話す。

 期間中、参加店舗はフード部門、ドリンク部門に分かれ、オリジナルメニューなどを提供する。「ひなたフルーツ抽選会」に参加する店舗では「ひなたフルーツメニュー」の注文1点につき1枚の抽選応募券を配布し、「宮崎牛ロースステーキ」を10人、「ひなたフルーツセット」を100人へ進呈する抽選会も行う。

 3月13日まで。

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