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小林高校の生徒が吉都線のPRに挑戦 西諸地区の魅力をSNS通じて発信

発案者で吉都線のPRを行う高校生たち

発案者で吉都線のPRを行う高校生たち

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 宮崎県立小林高校(小林市真方)の生徒がインスタグラムを通じて西諸地区の観光資源をPRするため、9月18日、フィールドワークを行った。

施設内を撮影する様子

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 2014(平成26)年に始まった同校の探究活動の一環として行う同活動。生徒自身が教育や医療・福祉、まちおこし、観光、食・特産物など興味のあることをテーマに設定し研究まで行う。

 同校2年の森香凜さん、馬渡巧紳さん、平山藍々花さんの3人は「吉都線のPR」をテーマに設定。テーマを発案者した森さんは、テーマを選んだ理由について、「昨年度の先輩の吉都線を活用したプロジェクトの発表を聞き、その思いを引き継ぎたいと思った」と話す。「吉都線の利用人数や西諸地区への観光客を増やしたい」とも。

 当日はJR吉都線を使い、「コカ・コーラ ボトラーズジャパン えびの工場」(えびの市東川北)を訪問。施設内外を巡りながら、インスタグラムに掲載するための写真を撮影した。

 森さんたちは「インスタグラムを通して、吉都線の良さや西諸地区のきれいな風景、インスタ映えスポットを発信していきたい」と話す。担当の堀之内亮人教諭は「普段からICTに慣れ親しんでいる高校生ならではの発想であり、行動力もあると感じる。困難に遭遇する場面もあるかもしれないが、それらを経験することも探究活動の意義の一つなので、生徒の挑戦を応援したい」と話す。

 今後2~3回のフィールドワークや中間発表を経て、12月にある同校の「探究の日」に、課題研究発表を行う予定。

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