酵素風呂「杜の酵素808(ハチマルハチ)」(高原町蒲牟田、TEL 080-2215-0808)が6月14日で1周年を迎えた。
同店は、酵素風呂をメインに、バリニーズ式のもみほぐしなどのリラクセーションサービスを提供し、民泊としての営業も行う。
酵素風呂は、米ぬかとおがくずを混ぜ合わせたものに顔以外の全身を埋め、微生物が発酵する際に生み出される熱を利用した温浴法。同店では、米ぬかとおがくずに加え、自家栽培したハーブや季節のかんきつ、サルノコシカケなどから作る薬草発酵液も使う。発酵槽の温度は発酵の熱だけで60度~75度まで上昇するが、体は米ぬかやおがくずに包まれるため「芯からじんわりと温まる」という。
店主の竹之下直人さんは同町出身で、前職は看護師として約30年勤務。施術を担当する妻・知子さんとは、2人が勤めていた関西の病院で知り合ったという。23年前、長男が小学校に入学するタイミングで関西から同町へUターン。その後、小林市内の病院に勤務していたが、子どもたちが独立し、「元気があるうちに第二の人生をスタートさせたい」と、定年前に退職したという。
痛みに悩む患者を長年身近で見てきた経験から、「今までとは違う形で何か手伝えればと思っていた」と竹之下さん。知子さんの知人に勧められて行った県外の酵素風呂での体験も後押しとなった。
もともとは竹之下さんの父の実家だったという同店。古民家のリノベーションを専門としている大工と共に、DIYで改築した。壁などは塗り替えたが、柱や梁(はり)などは前のものを残し、畳や板の間、ふすまなど古民家ならではの雰囲気を取り入れている。県外からの利用も多く、「泊まりたい」という声も寄せられたため、2月には民泊としての受け入れも始めた。
利用の流れは、来店後、カウンセリングシートに記入し、専用の使い捨て下着に着替え、酵素風呂に20分間入る。その後、シャワーを浴びて着替えた後、酵素ドリンクやデザートを楽しみながらくつろげる。その他、バリニーズ式のもみほぐしやヘッドケアなどの別メニューと組み合わせることもできる。
先日、デザートメニューにかき氷も追加した。「フワッとした食感が特徴。酵素風呂の後に、ぜひ楽しんでもらえれば」と竹之下さん。「プライベートな空間でゆっくりとくつろいでほしいので、一組一組、時間にゆとりを持たせて調整している。心身共に健康でいることが一番。そのためのサポートをしていけたら」と話す。
営業時間は9時30分~19時。入浴料は1回5,500円(ドリンク・デザート代金含む)。予約優先。宿泊は1日1組限定。