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ポロポロ書店で「宮崎サファリパーク展」 当時をイメージした作品展示

当時の資料や写真が並ぶ店内の様子

当時の資料や写真が並ぶ店内の様子

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 宮崎の「ポロポロ書店」(宮崎市橘通東3)で現在、「宮崎サファリパーク展」が開催されている。

おかしステーションNASAさんのキリン・ライオン・サイ・シマウマのふんを模したクッキー(写真提供=ポロポロ書店)

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 1975(昭和50)年から1986(昭和61)年まで佐土原町にあった宮崎サファリパークは、自家用車で入園でき、乗車したまま放し飼いの動物を観察することができた。店主の岩下勇樹さんは「世代的に行ったことはなかったがとても人気があったと聞き、以前から気になっていた。同園に関する資料もコツコツ集めていた」と話す。今回のイベントでは、園にまつわる作品の制作をアーティストに依頼し、展示・販売している。

 初日の7月6日には、ダンサー・ゴエ姐(ねえ)さんが同園のシンボルマークに使われているライオンに扮(ふん)し、2曲分のオープニングダンスを披露。うち一曲は、かつての人気歌番組「ザ・ベストテン」の中継が同園であった時に歌われた小泉今日子さんの曲。店内には当時の中継の様子を描いた、おいしい器さんのイラストと動物モチーフの陶器も置いた。

 店内では、桑畑泰三さんがイラストを描いた「ぬり絵付き3Dメガネ」(700円)、一匹狼(おおかみ)アキコさんのライオン親子のマトリョーシカ、motoharuさんの人と動物のイラスト、おかしステーションNASAさんの動物のふんを模したクッキー、さかみちやさん制作の動物が居並ぶ様子の顔出しパネル2種、馬場広大さんの同園を訪れた家族がテーマの架空の小説の冊子と「zine」(200円)、mijinkoさんの陶器の一輪挿しなどを販売。今後はクニ松尾さん作のイベントテーマ曲「サファリパーク愛唱歌」と参加アーティストたちへのインタビューを収録したカセットテープも販売予定。

 ほか、来店客から預かった、同園を訪れた時の写真や岩下さんが集めたパンフレットなども展示する。

 営業時間は日によって変動(インスタグラムで知らせる)。9月1日まで。「期間中に展示用の資料や写真を貸してくれる人も募集している」と岩下さん。

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