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新富町に「ひなた写真館」 地域おこし協力隊のフォトグラファーが開設

写真館をオープンさせた中山雄太さんと、来店した人の緊張を解きほぐすアシスタントの愛猫「みかんちゃん」

写真館をオープンさせた中山雄太さんと、来店した人の緊張を解きほぐすアシスタントの愛猫「みかんちゃん」

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 写真スタジオ「ひなた写真館」(新富町三納代)がオープンして2カ月がたった。

中山さんが撮影した家族写真

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 同町の「地域商社こゆ財団」で地域おこし協力隊として活動するフォトグラファーの中山雄太さんが2月5日に開設した。中山さんは熊本県出身。大学卒業後、写真と映像の分野から地方創生に関わりたいと新富町へ移住。約3年間、農家の人など地元で働く人々を撮影してきた。中山さんは「町内に写真館がなくなってから十数年がたっており、『もっと写真を撮られる機会を増やしたい』という思いがあった。いずれは近所にある八百屋さんのように、町の人たちと触れ合えるコミュニティーの場になったらうれしい」と話す。

 撮影プランは写真撮影とプリント1枚、データ3点で2万2,000円~。中山さんは「とにかくカジュアルに来てもらいたい。かしこまった写真もいいが、みんなが笑っているシーンを撮りたい。撮影が終わった後に『楽しかったね』と思ってもらえるスタジオを目指している」と話す。「携帯で簡単に撮影できる時代だが、あえて写真館で撮影し、撮った写真を玄関に置くなど、丁寧に思い出を残してほしい」とも。

 営業時間10時~20時。予約制。

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