ベーカリーカフェ「おびにたすき」(日南市飫肥6)が6月5日、日南市にオープンした。
築100年の洋館を再生した同店。事業統括マネジャーの福井俊寛さんは「元々は飫肥(おび)の中心に位置する築100年の洋館『旧梅村邸』を宿として再生する計画から始まった。たまたまスタッフの中に東京のベーカリーでパン職人として長年技を磨いてきたメンバーがいることから、ベーカリーカフェを1階に併設し、2階を客室とすることで『パン香る宿』というコンセプトにした」と話す。
店内では、ハードタイプのフランスパン生地、食パンなどで使うふわふわのイギリスパン生地、サクサクとした食感でバターの香りが強いデニッシュ生地の3種の生地を使い分け、多くの種類のパンを焼き上げている。カフェ内でのイートインとテイクアウトに対応する。
ラインアップには、「バゲット」(350円)、「クロワッサン」(290円)、「山型食パン」(半斤250円)などの定番商品をはじめ、「炭火焼き地鶏パン」(330円)、「ミートパイ」(420円)、「宮崎牛ハンバーグステーキサンド」(648円)などの総菜パンや、「パン・オ・ショコラ」(350円)、「あんバターフランス」(310円)、「チョコチップ日向夏レモン」(360円)などの菓子パンを用意。
「地元食材を意識的に使っている。例えば、宮崎地鶏のソーセージや宮崎牛のハンバーグ、サンドイッチにはカツオの生節など。日向夏のチョコチップや日南レモン、マンゴーを使ったパンもそろえる」と福井さん。
現在、地元リピーターを中心に多くの客が来店し、「開店後2時間以内にはほとんどが売り切れる状態」だという。「週末は宮崎市や県北から来るお客さまもいて、とてもうれしい。多くの人に手に取ってもらうため、もっと増産したいが、今のスタッフ体制でクオリティーを担保すると、現在の数が限界。最近は、イートイン利用のお客さまに対応できるよう、イートイン用のパンを事前に保管しておくという工夫も始めた」と福井さんは話す。
営業時間は7時30分~15時。水曜定休。宿のオープンに向けた準備も進めている(開業時期は未定)。