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宮崎「金松うなぎ」が「うな骨ラーメン」 骨せんべい製造過程のゆで汁活用

「お鶴が滝」の前で「うなぎの骨せんべい」を薦める松下幸史朗さん

「お鶴が滝」の前で「うなぎの骨せんべい」を薦める松下幸史朗さん

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 金松うなぎ(高鍋町南高鍋、TEL 0983-32-9430)が4月、「うな骨ラーメン」の提供を始めた。

「うな骨ラーメン」

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 「お鶴が滝」(高鍋町)の横という立地を気に入り、2022年6月に開業した同店。今回、店主の松下幸史朗さんが「ウナギをさばく際に捨てる部分を活用したい」と、同店の「鰻(ウナギ)屋さんが本気で作った骨せんべい」(40グラム、520円)を作る時に出る、下ゆでしたスープを使い、「うな骨ラーメン」(1,190円)を考案した。塩味のスープに縮れ麺を使い、かば焼き、肝、白ネギ、煮卵、三つ葉、のりなどが入る。「以前ラーメン屋だった知人に作り方を相談し、半年かけて完成させた」と松下さん。1日5食限定。ラーメンが付いた「ミニちらしうな丼セット」(1,480円)も用意する。

 ほか、松下さんが「西日本では珍しいメニュー」と話す「バラ」「クリカラ」「タンザク」「皮」「肝」「ヒレ」「うなテール」の「うな串セット」(7本=2,720円、5本=2,170円)や「白・蒲食べ比べ定食」(5,470円)などを用意する。同店近くで開催される「こゆ朝市」や「新田原基地航空祭」などへも出店し、出店用メニューとして「うなぎおにぎり」(2個、390円)などをもそろえる。

 松下さんは「ウナギの価値を高め、捨てる部分をなるべく減らしていきたいので、今後もかぶと(頭部)を使った新メニューなどを考案していきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時30分、17時~20時。第3日曜定休。

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