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宮崎の劇団がリーディング公演「猫と針」 小説家・恩田陸さん作の戯曲

(左から)「超時空劇団☆異次元中毒」主宰の池田いっけいさんと演出の谷口ろくぞうさん

(左から)「超時空劇団☆異次元中毒」主宰の池田いっけいさんと演出の谷口ろくぞうさん

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 宮崎市の劇団「超時空劇団☆異次元中毒」(TEL 070-4753-9209)が5月13日・14日、みやざきアートセンター(宮崎市橘通西3)でリーディング公演「猫と針」を行う。

リーディング公演「猫と針」のチラシ1(写真提供=超時空劇団☆異次元中毒)

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 2011(平成23)年に谷口ろくぞうさん、鬼束雄人さん、池田いっけいさんの3人で旗揚げした同劇団。誰も付けないような名前にしたいという思いや、旗揚げメンバー全員がアニメの二次元や宇宙ものが好きだったことが劇団名の由来。コロナ禍で活動を休止していたが、今回5年ぶりの再開となる。

 既成の台本を読みながら演じるリーディング公演となる今回。今作は友人の葬式をきっかけに久々に集まった高校の同級生たちの人間関係などが描かれるミステリー要素が強い作品で、小説家・恩田陸さんが2007(平成19)年に「演劇集団キャラメルボックス」のために初めて書き下ろしたもの。舞台に登場する人物以外の話も出てくるため、想像力をかき立てられる要素も盛り込まれているという。

 演出の谷口さんは「戯曲でありながら読み物としても楽しめるため、リーディングに向いていると思い上演を決めた。ただ座って読むというものではなく、芝居としても見て聞いて楽しめるような仕掛けをいろいろと考えて演出している」と話す。

 開演は、13日=14時・19時、14日=14時。チケットは、前売り・当日共に一般=2,000円、高校生以下=1,500円。問い合せは同劇団まで。ほか2公演も年度内に予定している。

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