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「ソラシドエア」初の全面塗装「ナッシージェット宮崎」 3月から全国の空へ

「ナッシージェット宮崎」オリジナルエプロンを着用した客室乗務員

「ナッシージェット宮崎」オリジナルエプロンを着用した客室乗務員

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 宮崎県庁(宮崎市橘通東2)で1月18日、宮崎県、「ポケモン」(東京都)、航空会社「ソラシドエア」(宮崎市)3者共同での「『ナッシージェット宮崎』就航決定お披露目会」が開催された。

特別舗装機「ナッシージェット宮崎」として運航するボーイング737-800型機の模型

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 宮崎県は2020年10月、「ポケットモンスター」のヤシの木のような見た目のキャラクター「ナッシー」が南国宮崎のイメージと合うため、「アローラナッシー」と共に「宮崎だいすきポケモン」に任命し、「ポケモン」と協力して地域振興策「ナッシーリゾートin宮崎」を展開してきた。同年12月には「ソラシドエア」が同施策の一貫として、「ナッシー」と「アローラナッシー」のイラストを描いた「デカール」と呼ばれる巨大シールを貼った機体「ナッシーリゾートin宮崎号」を製作。昨年の9月まで運航していたが、全面塗装された特別塗装機を就航するのは同社初の試みとなる。河野俊嗣宮崎県知事は「南国宮崎のイメージにぴったりの素晴らしいデザイン。宮崎の魅力や知名度の向上につながっていけば」と期待を込める。

 特別舗装機には「ソラシドエア」のコーポレートカラーのピスタチオグリーンをベースに、太陽やブーゲンビリアの花などの宮崎を連想させる風景を背景にして、ナッシーなどのポケットモンスターキャラクターのイラストが機体全体に描かれる。機内では、ドリンクサービス時に提供する紙コップや客室乗務員が着用するエプロン、座席のヘッドレストカバーにもポケモンのデザインをあしらったものを用意。3月上旬から就航を開始し期間は3年間を予定。同社の全就航路線で運行する。

 同社の高橋宏輔(「高」ははしごだか)社長は「現在運航中の14路線を同機体が飛び回ることで『ナッシーリゾート宮崎県』をアピールすると同時に、同ジェット機に乗って宮崎に来てもらえるように努力していきたい」と話す。

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