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「うれのこったっていいじゃないか」 宮崎のホテルが「自虐」の詩添えたカレンダー

大山直樹社長(右)と「岩盤浴SAKURA」のスタッフ

大山直樹社長(右)と「岩盤浴SAKURA」のスタッフ

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 ホテル「宮崎第一ホテル」(宮崎市橘通5、TEL 0985-23-1111)が現在、毎年恒例の「自虐カレンダー」を無料で配布している。

入り口に貼られている「じぎゃくの詩」のポスター

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 2019年からカレンダーを500円で販売し、今年は無料で配布している同ホテル。特徴はカレンダーに添えられている、社員が考案した詩。「うれのこったっていいじゃないか ネタになるんだもの」など、独特なサービス内容や建物の古さなどを逆手に取った「じぎゃくの詩」を印刷し、卓上カレンダーと持ち歩ける「ミニカレンダー」の2種類を用意。卓上カレンダーの配布は既に終了しているが、ミニカレンダーは現在も配布している。「じぎゃくの詩」は館内掲示のポスターにも採用されており、「自動販売機の横にフリードリンク 後悔してます…」といったユニークなものを貼る。

 大山直樹社長は「当ホテルはリピーターが多い。おもてなし力のアピールをして来客に元気を出して楽しんでもらおうという考えから、館内は無料のサービスが多く、カレンダーもその一つとして製作・配布した」と話す。

 同ホテルには男性専用の「大浴場」と、漫画「サ道」に載ったコメントを見て全国からサウナ愛好家が多く訪れるという「サウナMIYAZAKI」、女性専用の「岩盤浴 SAKURA」を併設。「岩盤浴には最新式のドライヤーを備え、髪を乾かしながら脂肪燃焼の機器が使える『一石二鳥席』を用意するなど来客を楽しませる工夫をしている」と大山社長。宿泊者用とサウナ・岩盤浴の休憩室には無料のドリンクや煮卵、菓子などが置かれており、その様子をカレンダー中で「にたまご食べて あめ食べて いつのまにやら リバウンド」という詩で表現している。

 カレンダーはホテルへの訪問客に配布する。なくなり次第終了。

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