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宮崎に豚骨ラーメン店「小麦と唐辛子」 市内の契約農家のトウガラシ使う

「完熟赤唐辛子らーめん」

「完熟赤唐辛子らーめん」

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 ラーメン店「小麦(むぎ)と唐辛子」(宮崎市広島通り2)が8月2日、オープンした。

「手包み野菜餃子」

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 ラーメン作りに従事して20年以上になる福元亮平さんが店主を務める同店。福元さんは「国産小麦と、宮崎市瓜生野にある契約農家『尾崎農園』の無農薬、無化学肥料のおいしいトウガラシを使った豚骨ラーメンを作りたいと思った」と話す。席数は19席。

 豚骨、チャーシュー、野菜などに宮崎県産の食材を使う。辛さはなく、甘みがあるトウガラシを使った「完熟赤唐辛子らーめん」(858円)は、初級・中級・上級と辛さを選べる。ピリ辛の「早摘み青唐辛子らーめん」(858円)も用意する。麺は通常の小麦粉を使った麺に加え、オリジナルのホウレン草を練り込んだ麺と、トウガラシを練り込んだ麺も用意する。「純豚骨らーめん」(748円)などにものせるチャーシューは、県産の銘柄豚「味彩豚」を使う。

 そのほか、麺を抜き炒めた野菜をトッピングしたヘルシーメニューも同料金で提供。肉を使わずキャベツをメインにした「手包み野菜餃子(ぎょうざ)」(3個=209円、6個=418円)も用意する。ギョーザは生、焼きでテークアウト(6個=418円)できる。

 米所としても知られるえびの市出身の福元さん。店内では、実家で作った米「えびの産ヒノヒカリ」をご飯類に使う。刻みチャーシューとマヨネーズをご飯にかけて炙(あぶ)る「炙りチャ飯」(396円)や、トウガラシを使った自家製ラー油をご飯にかけ、都城のブランド卵「きみ恋卵」をのせた「らーユッケ飯」(330円)などを用意する。

 福元さんは「ラーメンは、スープが冷めにくい有田焼の器で提供している。100年間、地域に必要とされるような、愛される店にしたい」と話す。

 営業時間は11時~21時。定休日はインスタグラムで告知する。

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