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宮崎・佐土原に酒のセレクトショップ「兎と寅」 食堂「DACOTA」内にオープン

農家の土間を改装したスペースに、セレクトした酒が並ぶ

農家の土間を改装したスペースに、セレクトした酒が並ぶ

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 酒のセレクトショップ「兎と寅 佐土原店」(宮崎市佐土原町上田島、TEL 0985-89-4844)が、オープンして2カ月がたった。運営は「コンタクト・イースト」(東京都港区)。

種類によってはカウンターで試飲できる

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 5月25日、同町の古い農家を改装した食堂「DACOTA」内にオープンした同店。東京・西麻布にある酒と量り売り食材のセレクトショップ「兎と寅」の2号店として開店した。同社の村雲恵美子さんは「元々『DACOTA』の方は友人でもあり、食を追求する『DACOTA』に、『「兎と寅」のセレクトのお酒』という要素を取り入れると、どのような化学反応が生まれるのかを知りたいと思った」と話す。

 「兎と寅」では、「できるだけ自然に近いものを。体に優しいものを」「あらゆる面において納得のいくクオリティのものを」「作り手の想いやその土地の風土が感じられるものを」という3つの原則を、酒選びのコンセプトとしている。店内には宮崎県産の焼酎も数多く取り揃える。村雲さんは「焼酎大国である宮崎では、昔から慣れ親しんだ同じ焼酎を日々愛飲する人が多い。そのため、県南で毎日普通に飲まれている芋焼酎が、県北ではとても新鮮に受け入れられることもある。未だ県内外で知られていない県産焼酎の魅力を伝えたい」と話す。

 「DACOTA」では、県産焼酎に合ったつまみも用意。同店で購入したボトルは、1本1,100円の持ち込み料で「DACOTA」内で飲むことができる。

 村雲さんは「今後は、作り手の思いが伝わるような独自のイベントや企画も展開していきたい」と話す。

 営業時間は11時~17時。定休日は「DACOTA」のインスタグラムで告知する。

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