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宮崎に香港式カフェ「Cohk」 パイナップルパンや食事メニューも

パトリックさんと上村敬子さん

パトリックさんと上村敬子さん

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 香港式のカフェ「Cohk(コーク)」(宮崎市広島1、TEL 070-8526-8528)が、オープンして2カ月がたった。

「パイナップルパン」

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 香港出身の江志暁さん(通称:パトリックさん)と、上村敬子さん夫妻が経営する。現地で「物事を始めるのに良い」とされる旧正月に当たる2月1日にオープンした。パトリックさんが香港で左官をしていたことから、内装は手作りした。

 全てのメニューがテイクアウトでき、ラー油と黒酢ソースが付く「広東風あんかけ焼きそば」、腐乳入りの自家製チャーシューを使う「チャーシュー目玉焼(やき)飯 油菜付き」(以上900円)、クリームソース味の「マッシュルームチキンパイ」(サラダ付き=700円、パイのみ=500円)、4~6種類の茶葉を使う濃い目の「ミルクティー」、薄切りレモンを7、8枚入れた「レモンティー」(以上400円)、「エッグタルト」(280円)、無添加のパン類などを用意する。

 パトリックさんは「まだ日本語に慣れていないが、宮崎の人に香港のことを知ってもらいたい思いが強い。いずれはエッグタルトの作り方を伝授し、宮崎にその技術を継承していきたい」と話す。日本語教師でもある上村さんは「イギリスと現地の文化が混じる独自の香港スタイルを楽しめる店にしたい。2018(平成30)年には、香港から日本への旅行先で宮崎が1位だったと聞いている。インバウンド需要が回復した後、宮崎にやってくる人にも足を運んでもらいたいと思い、中心市街地に店を構えることにした」と話す。「コミュニティーができるような店にするのが夢で、宮崎の人と香港の人の交流の場になってほしい。いずれは店を日本語教室やヨガのレッスンなどにも使いたい」とも。

 営業時間は11時~15時。4月は火曜~木曜定休。

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