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都城の松川果実園が菊芋使ったドリップパック 補助金制度を活用

菊芋畑の前に立つ松川宗由社長

菊芋畑の前に立つ松川宗由社長

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 「松川果実園」(都城市平塚町、TEL 0986-22-3368)が4月、「菊芋(キクイモ)深煎りロースト」の販売を始めた。

菊芋深煎りローストのパッケージ

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 菊芋、栗、ブルーベリーを無農薬で栽培し、「菊芋茶」や「キクイモチップス」などの加工品も販売している同園。今回、農林畜産物などを原材料とした商品の開発費用の一部を、都城市が補助金として交付する「はばたけ都城六次産業化推進協議会」の協力で「菊芋深煎りロースト」を開発した。同商品はベーカリー「QUITTERIE(キトリー)」(都城市)で、1パック=216円で販売している。

 同園の松川宗由社長は「認知度の低い菊芋を活用したいと思い同商品を考案した。ノンカフェインタイプの需要にも応えたいと、焙煎(ばいせん)を強くすることでコーヒー同様の香ばしさを出し、いれやすいドリップタイプにした」と話す。「生産地の都城市から同商品が広まってほしいと考え、同市内のリアル店舗でのみ販売している」とも。

 商品は「道の駅都城」「浅井万十店」(以上都城市)でも販売している。

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