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宮崎市の鉄板焼きレストラン「西洋厨房 萌黄」が移転 古民家を再生

「ホッとくつろいでほしい」ともてなすオーナーシェフとスタッフ

「ホッとくつろいでほしい」ともてなすオーナーシェフとスタッフ

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 鉄板焼きレストラン「西洋厨房 萌黄(もえぎ)」(宮崎市新別府町麓、TEL 0985-29-4393)が移転リニューアルオープンして3カ月がたった。

一番人気の鉄板焼きメニュー。牛肉100%の「宮崎和牛ハンバークステーキ」

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 同店は宮崎牛ステーキをはじめ、海鮮の鉄板焼き料理をメインとするレストランとして19年前にオープン。移転した店舗はイオンモール宮崎の近くで、築約50年の古民家を再生した。「緑に囲まれた中で、ホッとくつろげる癒やしの場にしたい」というオーナーシェフ・黒木光揮さんの思いから、旧店舗と同じように店舗を木々で囲み、街中でありながらも田舎に来たような気分が味わえるような風情あるたたずまいにしたという。

 店には、厨房(ちゅうぼう)から店内をほぼ見渡せるオープンキッチンを設置。黒木さんは「逆に、お客さまからも厨房が見渡せるような造りにした。これは『おもてなし』の語源でもある『表も裏もない』という意味を込めた。店の裏側もすべて見てもらうことで、お客さまに安心して食べて過ごしてもらいたいという思いがある」と話す。

 ランチメニューは、「萌黄ランチセット」(1,100円)、「萌黄ランチプレート」(1,480円)、「MOEGIスペシャルランチ」(1,980円)など。ディナーには「宮崎和牛ハンバーグコース」(2,500円)などを用意する。全てのメニューにデザート、コーヒーが付く。2階と離れにはフリーWi-Fiを備えた個室を設置。1時間600円から貸し出して、祝いの席など個室で食事をしたい人やワークショップに利用できるようにしている。

 黒木さんは「旧店舗ではランチとディナーでメニューを変えていたが、リニューアル後はディナーでもランチメニューをランチ価格で食べられるようにした。本格鉄板焼きというと、敷居が高く感じられるかもしれないが、焼きたてのおいしい鉄板焼きを手軽に味わえる場所にしたい」と話す。

 営業時間は、11時~15時、17時~21時。水曜定休。

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