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宮崎の「バー ラテルネ」が6種類の日替わり晩ごはんの定食 周辺の飲食店とコラボ

(画像左から)店の前に立つ小倉さん、桑原さん、山本さん、林さん、平岡さん

(画像左から)店の前に立つ小倉さん、桑原さん、山本さん、林さん、平岡さん

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 「セレクトバー ラテルネ」(宮崎市中央通7、TEL 080-1779-8080)が現在、6つの飲食店が作るメニューを日替わりで提供する定食サービス「今日の晩ごはん定食あります」を行っている。

水ギョーザ定食

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 以前は近くのビルで「バー ポレポレ」として営業していた同店。昨年9月の移転を機に、オーナーバーテンダーの山本津也子さんがドイツ語でランタンを意味する「ラテルネ」という言葉の響きの良さを気に入り、店名に採用した。限定ウイスキーの「イチローズモルト」のほか、山本さんが作る野菜や果物などを使うノンアルコールのスムージーもそろえる。

 定食は6種類を日替わりで用意し、各限定5食(800円)で提供。飲食店から提供されたものを山本さんが定食に仕上げる。その日のメニューは要問い合わせ。山本さんは「しっかりとした食事は料理人の方々の手作りがよいに越したことはない。21時までに入店し、定食を頼めばチャージ料金1,000円を無料にしているので、途中で合流の人も食事を抜かずにおなかを満たしてもらえると思った」と話す。

 ローストビーフを提供する「ボンターブル」の桑原研郎さんは「エモー牛を蒸し焼きにしてバルサミコや黒糖のドレッシングを合わせている」と話す。ビーフシチューを提供する「バーモノリス」の小倉和晃さんは「企画が面白く参加した。余分な油を除き酒のつまみに合う味で4日煮込んで仕上げている」とコメント。「肉巻きおにぎり丼」の材料を提供する「にくまき本舗」の林正樹さんは「肉のうまさと食べ応えのある元祖『肉巻きおにぎり』の味を楽しんでもらえると思う」と話す。

 水ギョーザを提供する「中国料理ムカ」の平岡雅也さんは「豚肉やハクサイなどにシイタケを合わせ日本人好みでごはんと合う濃いめの味に仕上げている。ラー油とゴマだれはバーの雰囲気に合わせた。中国では新年に食べる水ギョーザをぜひ味わってほしい」と話す。「ブラッスリーウフ」の魚とソースを合わせるフレンチコンフィ、「啓」(ひらく)の熊本直送の馬肉のネギとろ丼も用意する。

 山本さんは「店内ではレコードを聴くイベントなども予定している。コロナ禍で苦境に立たされている『夜の街』は全国に多いと思うが、日本一のスナック街とも呼ばれる『ニシタチ』も頑張っている店は多い」と話す。

 営業時間は、月曜~木曜=19時~翌1時、金曜~日曜=15時~翌1時。

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