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新富にサードプレイス「ちなみちゃんち」 不登校経験した協力隊OBが開設

「ちなみちゃんち」の二川智南美さんと夫・竹内庸公さん

「ちなみちゃんち」の二川智南美さんと夫・竹内庸公さん

 学校に行きづらい子どもたちを支援するサードプレイス「ちなみちゃんち」(新富町新田、TEL 080-5647-2028)がオープンして、7月1日で1カ月がたった。

手作りの看板が迎える「ちなみちゃんち」

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 「ちなみちゃんち」は、不登校支援に限定しない「カオスで自由な」居場所を目指す。夕方や休日にみんなでご飯を作って食べたり、ボードゲームをしたりする。学校に通っている子どもの利用も歓迎するといい、保護者や地域内外の大人たちがフラッと立ち寄る場としての機能も持つ。

 運営するのは地域おこし協力隊OBの二川智南美さん。東京の編集プロダクション勤務後、移住希望者と受け入れ地域をつなぐマッチングイベント「移住ドラフト会議」をきっかけに2019年、群馬県から新富町へIターン移住。協力隊として役場や地域商社でライティングや広報を担当した。協力隊卒業後、竹渕地区の空き家を購入し、自宅と「みんなの居場所」を兼ねた空間として、地域の仲間たちと一緒にリノベーションしながらオープンに至った。

 二川さんは中学生のときに不登校を経験。大学時代はNPO法人「カタリバ」での活動を通して、自らの経験を軸に子どもたちと向き合ってきたという。「自分の経験が誰かを支えることができるなら」という思いを形にした。

 「子どもだけでなく大人も来られる場所にしたい。料理や野菜作り、竹細工作りなどを通じて多様な大人の存在を子どもたちに示しながら、『こんな大人がいるんだ』『こうしててもいいんだ』と感じられる環境を作りたい」と二川さんは話す。

 リノベーションしたのは築80年の元縫製工場。荷物がそのまま残る状況から、地域の大人や友人親子、リノベーションに興味がある人たちが加わり、2年かけて作業を進めた。「居場所づくりもリノベーションも、一人では何もできない。地域の人たち、知人友人、そして夫に支えられながら、居場所づくりを通した『地域の編集』に取り組んでいきたい」とも。

 利用は月曜・水曜・金曜の10時~14時(月額7,700円、対象は小学生~18歳くらい)と、月曜16時~19時の地域向け開放(子ども100円、大人300円)の2枠を用意。会議やワークショップ向けのレンタルスペース利用(1時間1,000円)もできる。

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