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「綾・早川農苑」が「にんじん甘酒」 創業者の母の思い受け継ぎ商品化

にんじん甘酒

にんじん甘酒

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 農業や加工品の製造を行う「綾・早川農苑」(東諸県郡綾町北俣、TEL 0985-77-0900)が現在、直営店とネットショップで「にんじん甘酒」(150グラム=400円)の販売している。運営は「シードカルチャー」。

(画像左から)スタッフの松川三和子さん、宇戸佳代さん、林真美さん、奥誠司代表、奥由果さん

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 完全無農薬、無化学肥料で米や野菜を生産し、農業体験の受け入れも行う同所。奥誠司代表は「農苑では収穫体験をしてもらいたい。野菜はつくるだけでなく加工も行う」と話す。

 同社では以前から、砂糖の代わりに料理に使えるほどの甘さがあるという自社生産の「玄米甘酒」(150グラム=400円)を販売している。玄米甘酒は創業者の早川ゆりさんが考案した商品で、早川さんの思いを引き継ぎたいと、娘で同社取締役の奥由果さんが、農苑でつくる瞬間冷凍の「にんじんピューレ」と合わせる「にんじん甘酒」を発案した。製造は「早川しょうゆ・みそ」(都城市)へ依頼する。

 由果さんは「『にんじん甘酒』はさらっとして飲みやすいと好評。飲むヨーグルトと合わせたり、炭酸割りなどもおすすめ」と話す。「試行錯誤しながら完成した。開発では熱処理などが難しかったと聞いている。気候により採れるニンジンの味は変わるので、素材そのままの味を都度味わうことができる。これから冬にかけては、一層甘さが増すと思う」とも。

 営業時間は9時~16時。木曜定休。

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