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宮崎の野草「神の草」使ったシャンプー発売へ 地元スタイリストが開発

「神の草」と言われる野草「ヒュウガトウキ」を使ったシャンプーとトリートメントを紹介するSHUJIさん

「神の草」と言われる野草「ヒュウガトウキ」を使ったシャンプーとトリートメントを紹介するSHUJIさん

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 宮崎市のヘアサロン「PORT of CALL」(宮崎市柳丸町、TEL 0985-73-8213)が現在、高千穂町の「ヒュウガトウキ」を使ったシャンプーとトリートメント「mellow」を販売している。

「神の草」と言われる野草「ヒュウガトウキ」を使ったシャンプーとトリートメント

 商品を開発した店主のSHUJIさんは、東京・南青山のサロンでスタイリストとして約15年間キャリアを積み、2015(平成27)年にUターンした。「続けたくなる、続けられるシャンプーを届けたい」と思い、開発に着手したという。SHUJIさんは「頭皮と髪に本当に良いものを使ってほしい。しかし、サロン専売品は価格的になかなか続けて使うことができない。だったら自分で作って続けられる価格で提供したいと思った」と話す。

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 「作るのであれば、宮崎のものを使いたい」と探していた時に出合ったのが希少原野草ヒュウガトウキだった。宮崎県北部の山間部と大分県南部の限られた地域だけに自生しているもので希少性が高く、野生の「ヒュウガトウキ」は絶滅危惧種に指定されている。現在は、一般社団法人 高千穂郷日向当帰研究会が同野草の自然態系を守り、育み、継いでいきたいと畑を耕し、天然と同じ自然環境の中で育てている。

 ヒュウガトウキは「神の草」と呼ばれ、旧薩摩藩の住民が無病息災の民間薬として愛用されていたといわれている。「ヒュウガトウキは免疫力や抗酸化力など高い薬効が認められている薬草。宮崎は全国の中でも特に紫外線の量が多い県で、頭皮と髪へのダメージを受けやすいエリアなため、こうした成分を取り入れることでアンチエイジングや抗酸化作用が期待できると思っている」とSHUJIさん。

 ほかにも、ノンシリコンで硫酸系化合物を含まないサルフェートフリーにし、香りもオーガニック精油で付けるなど健康を意識して開発した。SHUJIさんは「頭皮に優しい泡でしっかりと洗い上げ、ドライヤーの熱で反応して髪を修復するエルカラクトンという成分を配合した。ツヤ感、手触り感も良くなる」と説明する。

 パッケージは宮崎市で写真家として活動するKimiyuki Kumamotoさんが撮影した宮崎の風景でデザインしている。SHUJIさんは「宮崎を感じられるデザインになっている。今後も宮崎のさまざまな風景を切り取り、シリーズ化していきたい。薬草と風景を使い、全国へ宮崎を届けていけたら」と期待を込める。

 500ミリリットル入りで、価格はシャンプー=2,160円、トリートメント=2,484円。営業時間は10時~19時(金曜=13時~20時、日曜=18時まで)。月曜、第1・3火曜定休。

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