「TSUTAYA大塚台店」(宮崎市大塚町池の内)で12月18日から、「クリスマスラッピングカウンター」が設置される。
輸入ペーパーやリボンなどを使用して、様々なラッピングに対応する
「美空間コーディネート協会」(宮崎市)が企画。代表の四本嘉奈子さんはもともと障がい者施設で働いており、取り扱う商品に付加価値を持たせたいという思いからラッピングを学び始めた。生花店でウエディング関係の仕事をしていた経験から、不織布を使った動きのあるラッピングを得意とする。「贈り物にひと手間を加え特別なギフトを作り出す喜び、彩りのある空間作りの楽しさを全国の方に伝えたい」と昨年2月に同協会を設立。立体的で華やかなラッピングを講座で教え、オンラインレッスンにも対応している。
これまでもラッピングイベント実施の機会はあったが新型コロナの影響もあり、今回が県内では初めての開催。当日は客が持ってきた商品に対し、どのようなラッピングにするかヒアリングをした上で料金を決定(300円~500円程度)し、要望に応じたラッピングをする。四本さんは「やっとイベントができるようになりうれしく思っている。ツタヤの商品だけでなく、持ち込みにも対応する。どんな商品が来るだろうと今からワクワクしている」と意気込む。
会場では、ロールキャンドル作り(1,000円)やシーリングスタンプ作り(800円)といったワークショップや、同協会メンバーや協賛企業のギフト販売も行う。「ラッピングは過剰包装ではなく、日本の文化である『おもてなし』だと思う。昔ながらのおもてなしの文化をなくしたくない。せっかくのプレゼントだからこそ、もらった瞬間から気分が上がるものにしてあげたい。このイベントをきっかけにラッピングに興味持ってほしい」と話す。
実施時間は10時~17時(最終受け付けは16時30分)。問い合わせは四本さん(TEL 050-5375-1716)まで。今月24日まで。