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宮崎の旅館「小戸荘」がキッチンカーで「復刻ハヤシ」 週3回、市内で提供

ハヤシライスを持つ若おかみの薗田有美さん

ハヤシライスを持つ若おかみの薗田有美さん

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 宮崎市の旅館「小戸荘」(宮崎市橘通東2、TEL 0985-23-2092)が現在、キッチンカーで「宮崎牛復刻ハヤシ」のテークアウト販売を行っている。

「宮崎牛復刻ハヤシ」

 読売ジャイアンツの原辰徳監督をはじめ、多くのプロ野球選手や女性プロゴルファーといったスポーツ関係者が通う店として知られる同館。創業当初から提供している「小戸鍋」は、「げんかつぎの鍋」としても親しまれている。

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 今夏、新型コロナウイルスの影響で利用客が減少。そこで3代目で若おかみの薗田有美さんが以前から温めていたというキッチンカーのアイデアを実現させた。キッチンカーで提供するのは、ランチで提供している「宮崎牛復刻ハヤシ」(650円)。同メニューは昭和40年代ごろ、旧宮崎県自治会館にあった同館の食堂で出していたもの。当時の味を復活させるため、今から3年前に2代目おかみの松下美佐子さんの兄の当時の料理長に協力を依頼し、再現した。

 味は「オリジナル」と「ピリ辛」の2種類。薗田さんの夫で、現在の料理長の薗田健治さんは「肉は国産牛から宮崎牛に変え、果物で甘みを引き出し、和風に仕上げている。進化しているハヤシライスを味わってほしい」と話す。

 有美さんは「当初はキッチンカーでカレーを提供しようと考えていたが、『懐かしいハヤシライスが食べたい』という声が届き、ハヤシライスを採用した。食堂で提供していた当時は、県内各地から出張で市内を訪れ、食べに来てくれていた人も多かった。いずれはキッチンカーで、当時ハヤシライスを愛してくださっていた人の元へまたハヤシライスを届けたい」と話す。「販売できる時間と量が限られるので、希望個数が多い時は予約してほしい」とも。

 販売日と場所は、月曜=平和リース橘駐車場(宮崎市橘通西3)、水曜=スーパーオートバックス宮崎南店駐車場(宮崎市大淀3)、金曜=フィオーレ古賀第2駐車場(宮崎市高千穂通2)。提供時間は11時30分~12時40分。