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宮崎の「カフェ スリジエ アン フルール」が1周年 自家製パン販売するフェアも

店主の立石るみ子さん

店主の立石るみ子さん

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 宮崎市の「カフェ スリジエ アン フルール」(宮崎市佐土原町下田島、TEL 090-6581-8477)が5月22日、開店1周年を迎えた。

日替わりで提供しているランチセット

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 店主の立中るみ子さんが付けた店名はフランス語で「満開の桜」を意味し、前庭には大きな桜の木を植える。店のコンセプトは「プロバンスの風が吹く」で、白のしっくいに緑色の木材を配した南欧風の外観が特徴。

 早朝から提供する「おまかせモーニング」(500円)はパン、ソーセージ、サラダ、ドリンクが付いたワンプレートメニュー。ランチは洋食、中華、タイ風など日替わりで用意する。モーニングとランチのコーヒーは夫の秀徳さんがドリップ式で入れる。価格は1,000円。

 パンは店内で焼いて提供する。立中さんが愛知県在住時にパン教室に通い学んだ技術を生かして、天然酵母で無添加のパンを用意する。「カンパーニュ」(300円)、「サバビアン」(200円)、「やわらかあんパン」(90円)など、常時6~8種類を販売する。

 サラダなどに使う野菜は立中さんご夫妻が育てたものや、近所の人にもらった新鮮なものも多い。ニンジンを使い、知人と共同開発したというドレッシング「にんじんの気持ち」(380円)も人気という。

 6月19日からは「一周年記念フェア」を開催し、パンを通常より安価で販売する予定。記念メニューは、立中さんがトルコ旅行で食べて感動したという「サバサンド」や、柔らかいフランスパンを使う「ホットドッグ」などを用意する。フェアの期間中の週末には、店舗の裏庭でバーベキューを計画しているほか、小物を販売するブースも設置する予定。

 立中さんは「試行錯誤しながら一周年を迎えることができた。子どもが遊びに来ることも多く、近所の人が集まるコミュニティーの場にしていきたい。今後は講師を迎えてクラフトの講座なども開催できたら」と話す。

 営業時間は7時~14時。木曜、第1水曜定休。「一周年記念フェア」は6月24日まで。

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