宮崎県日南市南郷町出身でレゲエアーティストのKazu.さんが10月4日に配信したデビュー曲、南郷弁レゲエ「nangoku sun, ragga(feat.DJ Dakke)」が話題を呼んでいる。
南郷弁レゲエ「nangoku sun, ragga (feat. DJ Dakke)」のジャケット
歌詞のほとんどに南郷弁を採用した同曲。「等身大の自分たちの音楽を届けたいと思い制作した」と話すKazu.さん。「レゲエの本場は南国のジャマイカ。同じく南国の宮崎もレゲエの本質に通じるものがある土地だと思う。県外に行っても、自分の故郷の言葉、方言に誇りを持ってほしいという気持ちを込めた」とも。
県内のラジオ番組にもアレンジした楽曲を提供しており、今回、この曲を制作したDJ Dakkeさんは「最初、南郷弁の歌詞を見たときは驚いた。普段ヒップホップをメインに手掛けているが、友人であるKazu.のためにもかっこいい曲を作ってあげたいと思った」と振り返る。
日南市在住の20代女性は「最初聴いたときは南郷弁だと思わなかった。英語かと思った」と話す。日南市北郷町在住の30代男性は「南郷弁を盛り込んでいて面白いと思った」とも。
曲は、iTunes、Spotify、Google Play Music、Amazon Music、Apple Musicなどの音楽配信サービスで聴くことができる。料金は200円。