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宮崎の「むらかみ袋物工芸教室」が2周年 プレゼント用などにリピーターも

「むらかみ袋物工芸教室」を手がける村上清子さん

「むらかみ袋物工芸教室」を手がける村上清子さん

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 宮崎市の「むらかみ袋物工芸教室」(宮崎市中村西3、TEL 090-2083-2959)が10月26日、新装オープンして2周年を迎えた。

眼鏡ケース作りに取り組む受講生のみなさん

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 洋裁の資格を持つ村上清子さんが手がける同教室。村上さんは結婚、子育てを経て洋裁教室に通い始め、そこで袋物の制作を手がける毛利スガ子先生と出会い、自身も袋物を作る魅力に気がついたという。村上さんは22年前、毛利先生の指導の下で日本アートスクールの袋物の師範の資格を取得。村上さんは「いつか自分の教室を開きたいと思い店舗を改装し、一昨年の10月26日に本格的に教室を始めた。2年活動を続け、1枚の合皮や布でいろいろなものを作ることができる手仕事の魅力を多くの人に伝えてきた」と話す。

 同教室は、受講者の希望日に合わせ午前、午後、夜の各2時間で開講する。受講は1人からでも可能。受講料は1回=1,250円。メニューはペンケース(以下材料代=260円)、ポーチ(580円)、慶弔袋(750円)から本格的なショルダーバッグ(3,000円前後)まで30種類以上用意する。同じ素材で2種類以上の作品を作ったり、2~3回の受講で大きめのバッグなどに挑戦したりすることもできる。ペンケース(小=300円、大=350円)、ポーチ、印鑑入れ(以上600円)、バッグ(1,500円~)など販売も行う。

 村上さんは、「少人数制なので気楽に取り組める。受講生の中には家族や友人の誕生日のプレゼントを作りたいというリピーターも多い。5人以上で出張教室も行っている」と話す。「合皮の口金付バッグなどは、職人しか制作できないと思われがちだが、回数を重ねることで初心者も完成させることができる。意外と簡単なので、ぜひ挑戦してほしい」とも。

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